マンジャロの薬価改定で安くなる?

マンジャロ薬価改定イラスト

2026年8月1日から新薬価

マンジャロの薬価改定で安くなる?
美容クリニックの自由診療・ダイエット目的への影響

美容クリニックで、いわゆる「マンジャロダイエット」や 「医療ダイエット」を検討している方に向けて、 2026年8月の薬価改定と自由診療料金への影響を解説します。 薬価が下がることで、安い・格安の料金で受けられるようになるのかも 分かりやすく整理します。

最終更新日:2026年7月22日 読了時間:約12分 監修:鈴木和信
この記事で分かること
  • マンジャロの薬価がいつ、いくら安くなるのか
  • 薬価が下がると美容クリニックの自由診療料金も下がるのか
  • 医療ダイエット・ダイエット目的で使用する場合の位置づけ
  • 「安い」「格安」という理由だけでクリニックを選ぶ際の注意点
  • ティファクリニック横浜院の現在のマンジャロ料金
「マンジャロダイエット」という表現について

本記事では、検索時に一般的に使用されている言葉として 「マンジャロダイエット」「医療ダイエット」「ダイエット目的」 という表現を使用しています。

これらはマンジャロについて国内で承認された効能・効果を示す言葉ではありません。 マンジャロの国内承認効能は2型糖尿病であり、体重管理やダイエットを目的とした処方は、 承認された効能・効果とは異なる適応外使用・自由診療となります。

結論

薬価は25%引き下げ
  • マンジャロの公定薬価は、2026年8月1日から全規格で25%下がります。
  • 2.5mgは1キット1,924円から1,443円、5mgは3,848円から2,886円になります。
  • ただし、美容クリニックなどの自由診療料金が自動的に25%安くなるとは限りません。
  • 体重管理やダイエット目的のマンジャロ処方は、適応外使用・自由診療です。
マンジャロの薬価改定で価格が見直されるイメージ
マンジャロの薬価改定と価格見直しのイメージ

マンジャロの薬価改定|2026年8月から安くなる

厚生労働省は、マンジャロ皮下注アテオスの全規格について、 2026年8月1日から薬価を25%引き下げることを公表しました。 [1]

対象は2.5mg、5mg、7.5mg、10mg、12.5mg、15mgの全6規格です。 たとえば2.5mgは1キット当たり481円、5mgは962円下がります。

「薬価」とは

保険診療において、医療機関や薬局が使用した医薬品の費用を計算するために、 国が定めている公定価格です。一般的な通販商品の販売価格とは性質が異なります。

週1回皮下注射で使用するマンジャロ(アテオス)のイメージ
マンジャロは週1回、皮下注射で使用する薬剤です

マンジャロの新旧薬価比較表

規格 改定前
1キット
改定後
1キット
値下げ額 4週間分
改定後薬価
3割負担の目安
薬剤費のみ
2.5mg 1,924円 1,443円 481円 5,772円 約1,732円
5mg 3,848円 2,886円 962円 11,544円 約3,463円
7.5mg 5,772円 4,329円 1,443円 17,316円 約5,195円
10mg 7,696円 5,772円 1,924円 23,088円 約6,926円
12.5mg 9,620円 7,215円 2,405円 28,860円 約8,658円
15mg 11,544円 8,658円 2,886円 34,632円 約10,390円

※4週間分は週1回、合計4キットとして計算しています。 3割負担額は薬剤費だけの概算です。実際の保険診療では、 診察料、処方・管理に関する費用などが別途かかる場合があります。 また、保険適用には2型糖尿病としての診断や治療上の必要性が求められます。

薬価が下がると美容クリニックの自由診療も安くなる?

「薬価が25%下がるなら、美容クリニックの医療ダイエット料金も 25%安くなるのでは」と考える方もいるかもしれません。

しかし、自由診療価格が自動的に25%下がるわけではありません。 公定薬価は主に保険診療で使用される価格の基準であり、 自由診療では薬剤の仕入れ費用、診察、保管、廃棄、説明、 フォロー体制などを含めて各医療機関が料金を設定します。

保険診療の場合

2型糖尿病の治療として適応があり、保険診療の要件を満たす場合は、 改定後の薬価をもとに患者負担額が計算されます。

ダイエット目的の自由診療

日本で承認されているマンジャロの効能は2型糖尿病です。 体重管理やダイエット目的での使用は適応外使用となり、 公的医療保険は適用されません。

「安くなる」という情報を確認するときの注意

薬価、薬剤の仕入れ価格、保険診療の自己負担額、 美容クリニックの自由診療価格は、それぞれ異なるものです。 「新薬価が1,443円だから自由診療も1回1,443円になる」 という意味ではありません。

美容クリニックの医療ダイエットとマンジャロの関係

医師の診察でマンジャロの適応や体調を確認するイメージ
処方の可否は医師の診察をふまえて判断されます

美容クリニックでは、体重や食生活に関する悩みに対して、 医師の診察を伴う自由診療を「医療ダイエット」と案内している場合があります。

医療ダイエットは特定の薬剤名や治療方法を示す正式な病名ではなく、 医療機関で行われる体重管理に関する自由診療を表すために 一般的に使用されている言葉です。

美容クリニックでの相談内容

BMI、現在の体重、既往歴、服用中の薬、生活習慣などを確認し、 医師が薬物療法を含む選択肢について説明します。 診察の結果によっては処方できない場合があります。

ダイエット目的で使用する場合

マンジャロを2型糖尿病の治療ではなく、 体重管理やダイエットを目的として使用する場合は、 国内承認された効能・効果とは異なる適応外使用となります。

自由診療の料金

ダイエット目的の自由診療には公的医療保険が適用されません。 薬剤費、診察、保管、管理、説明、フォローなどを含め、 各美容クリニックが料金を設定します。

生活習慣の見直し

薬剤の使用だけで体重管理を完結させるのではなく、 食事、運動、睡眠などの生活習慣についても、 医師と相談しながら見直すことが大切です。

ダイエット効果を保証する治療ではありません

マンジャロを使用した場合の体重変化や副作用には個人差があります。 使用すれば必ず痩せる、短期間で大幅に体重が減るといった結果を 保証するものではありません。

処方の適否、開始用量、継続期間は、 医師が診察したうえで判断します。

マンジャロの薬価はなぜ下がるのか

今回の改定では、マンジャロが 「持続可能性特例価格調整」の要件に該当したとされています。 厚生労働省資料では、年間販売額が1,000億円超1,500億円以下であり、 基準となる年間販売額の1.5倍以上に達したことが示されています。 [1]

想定より市場規模が大きく拡大した医薬品について、 公的医療保険制度を持続可能なものにする観点から価格を調整する仕組みです。 安全性や品質が低下したため値下げされたという意味ではありません。

ティファクリニック横浜院のマンジャロ料金

ティファクリニック横浜院では、薬価改定に合わせて、 2026年8月1日からマンジャロの料金を改定します。 現行料金と新料金は以下のとおりです。すべて税込です。 [4]

規格 数量 現行料金
2026年7月31日まで
新料金
2026年8月1日から
値下げ額
2.5mg 2週間(1箱2本) 9,400円 8,400円 1,000円
2.5mg 1ヵ月(2箱4本) 18,800円 16,800円 2,000円
5.0mg 2週間(1箱2本) 18,800円 16,800円 2,000円
5.0mg 1ヵ月(2箱4本) 37,600円 33,600円 4,000円

マンジャロ2.5mg

現行 2週間 9,400円 2週間 8,400円

1箱2本

現行 1ヵ月 18,800円 1ヵ月 16,800円

2箱4本

2026年8月1日からの新料金

マンジャロ5.0mg

現行 2週間 18,800円 2週間 16,800円

1箱2本

現行 1ヵ月 37,600円 1ヵ月 33,600円

2箱4本

2026年8月1日からの新料金
処方量は医師が判断します

希望する用量を自由に選択できるわけではありません。 BMI、既往歴、併用薬、これまでの投与状況や副作用などを確認し、 医師が処方の可否と用量を判断します。 当院ではBMI20未満の方には処方していません。

※料金は変更になる場合があります。最新情報はご予約前またはご来院時にご確認ください。 最新のメニュー・料金表はこちら

ティファクリニック横浜院への予約・相談

マンジャロの料金や適応を医師に相談

「薬価改定後の料金を確認したい」 「美容クリニックでのダイエット目的の処方について知りたい」 「副作用が心配」という段階でもご相談いただけます。

マンジャロの保険適用と自由診療の違い

マンジャロの国内承認効能は2型糖尿病

マンジャロは、チルゼパチドを有効成分とする週1回投与の 持続性GIP/GLP-1受容体作動薬です。 国内で承認されている効能・効果は 2型糖尿病です。 [2]

2型糖尿病では通常2.5mgから開始し、4週間後に5mgへ増量します。 その後の増減についても、患者様の状態を確認しながら医師が判断します。

美容クリニックでのダイエット目的は適応外使用

2型糖尿病ではない方に、体重管理やダイエットを目的として マンジャロを処方する場合は、国内承認された効能・効果とは異なる 適応外使用です。 保険は適用されず、診察・薬剤費を含めて全額自己負担となります。

適応外使用について
  • マンジャロ自体は国内承認・国内流通している処方箋医薬品です。
  • 体重管理やダイエット目的での使用は、マンジャロの国内承認効能の範囲外です。
  • 同じ有効成分チルゼパチドの肥満症治療薬として、ゼップバウンドが国内承認されています。
  • マンジャロとゼップバウンドでは、承認された効能・対象患者・使用条件などが異なります。
  • 医薬品副作用被害救済制度について、適応外使用では救済対象とならない場合があります。
  • 有効性や副作用には個人差があり、すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。

「安い・格安」だけで美容クリニックを選ぶ前に確認したいこと

食事や運動など生活習慣の見直しと体重管理のイメージ
料金だけでなく、診察やフォロー体制も含めて比較することが大切です

マンジャロを使用する自由診療は一定期間継続することがあるため、 美容クリニックを比較する際に料金を確認することは大切です。

一方で、「安い」「格安」「薬価改定で大幅値下げ」などの表示だけで判断すると、 診察料や配送費などが別途必要で、最終的な支払額が想定より高くなる場合があります。

総額表示か確認する

表示料金に薬剤費、診察料、針、配送費、 システム利用料などが含まれているか確認しましょう。

医師の診察があるか

BMI、既往歴、併用薬、膵炎歴、妊娠可能性などを確認し、 医師が処方の適否を判断しているか確認します。

副作用時の対応

吐き気、嘔吐、下痢、便秘、強い腹痛などが生じた際に、 医師やクリニックへ相談できる体制があるか確認します。

薬剤の入手・保管体制

使用する薬剤の入手経路や保管方法について説明があり、 医療機関として適切に管理されているか確認することも重要です。

価格比較のポイント

「格安」という言葉だけではなく、1キット当たりの料金、 2週間・4週間の総額、診察料、追加費用、 処方後の相談体制を同じ条件で比較しましょう。

横浜エリアで料金を比較したい方は、 横浜でマンジャロを安い価格で始める際の解説記事 もご覧ください。

マンジャロの副作用・処方を受けられない方

主な副作用として、悪心、嘔吐、下痢、便秘、 食欲減退、腹部症状などが報告されています。 投与開始時や増量時には、特に消化器症状に注意が必要です。 [2]

速やかな受診が必要となる症状

  • 嘔吐を伴う持続的で強い腹痛
  • 水分を摂れないほどの嘔吐や下痢
  • 意識がぼんやりする、冷汗、強いふらつきなどの低血糖症状
  • じんましん、呼吸困難、顔や喉の腫れ
  • 強い腹部膨満、排便・排ガスの停止

使用できない、または慎重な判断が必要な例

  • マンジャロの成分に対する過敏症の既往がある方
  • 1型糖尿病、糖尿病性ケトアシドーシスの方
  • 妊娠中または妊娠している可能性がある方
  • 授乳中の方
  • 膵炎の既往がある方
  • 重度の胃腸障害や胃不全麻痺がある方
  • 腸閉塞や腹部手術の既往がある方
  • 重症感染症、手術など緊急の治療を要する方
  • 他の糖尿病薬を使用しており、低血糖リスクがある方
  • 全身麻酔または深い鎮静を伴う処置を予定している方
個人売買・無診察での入手は避けてください

マンジャロは処方箋医薬品です。 医師の診察・管理を受けずに使用したり、 SNSや個人間取引で購入したりすることは、 品質や保管状態を確認できず危険です。 [3]

ティファクリニック横浜院のご案内

クリニック名 美容皮膚科ティファクリニック 横浜院
住所 〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目1-8 エキニア横浜7F 705-2
アクセス 各線横浜駅から徒歩1分
電話番号 045-509-1932
営業日 月・水・金・土・日
営業時間 10:00~19:00(最終受付18:30)

マンジャロの薬価改定についてよくある質問

マンジャロの薬価はいつから下がりますか?

2026年8月1日から新薬価が適用されます。 2.5mgから15mgまで、すべての規格が25%引き下げられます。

マンジャロ2.5mgの薬価はいくらになりますか?

1キット当たり1,924円から1,443円になります。 4週間分の薬価は5,772円です。

マンジャロ5mgの薬価はいくらになりますか?

1キット当たり3,848円から2,886円になります。 4週間分の薬価は11,544円です。

薬価が下がれば美容クリニックの料金も25%安くなりますか?

必ずしも25%安くなるわけではありません。 自由診療の料金は、薬剤の仕入れ費用、診察、保管、 説明、フォローなどを含め、各医療機関が設定します。

美容クリニックのマンジャロダイエットは保険適用ですか?

マンジャロの国内承認効能は2型糖尿病です。 美容クリニックで体重管理やダイエットを目的として処方を受ける場合は、 承認された効能・効果とは異なる適応外使用・自由診療となり、 公的医療保険は適用されません。

マンジャロとゼップバウンドは同じ薬ですか?

いずれも有効成分はチルゼパチドですが、 製品名と国内で承認された効能・使用条件が異なります。 マンジャロは2型糖尿病治療薬、 ゼップバウンドは一定の条件を満たす肥満症などの治療薬です。

安い・格安の美容クリニックならどこでも問題ありませんか?

料金だけでなく、医師の診察、薬剤の入手・保管体制、 副作用時の対応、追加費用の有無を確認することが重要です。

最初から5mgを選べますか?

用量は希望だけでは決められません。 承認された用法では通常2.5mgから開始し、 体調や副作用を確認しながら医師が増量の可否を判断します。

薬価改定後の当院料金はどこで確認できますか?

ティファクリニック横浜院のメニュー・料金表、 公式LINE、Web予約ページまたはお電話で最新料金をご確認いただけます。

ダイエット目的の処方について相談だけでもできますか?

ご相談いただけます。 既往歴や併用薬を確認し、医師が適応を判断します。 処方を前提とせず、安全性や他の選択肢について相談することも可能です。

まとめ|薬価は下がるが美容クリニックの自由診療価格とは別

  • マンジャロの薬価は2026年8月1日から全規格で25%下がります。
  • 2.5mgは1キット1,443円、5mgは2,886円になります。
  • 美容クリニックの自由診療価格が自動的に25%安くなるわけではありません。
  • 体重管理やダイエット目的でのマンジャロ処方は適応外使用・全額自己負担です。
  • 「安い」「格安」という表示だけでなく、診察や副作用対応の体制も確認しましょう。

薬価改定後の料金や、ご自身がマンジャロの処方対象になるかについては、 医師の診察を受けたうえでご確認ください。 体重変化や副作用には個人差があり、 すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。

関連ページ

参考資料

  1. 厚生労働省「市場拡大再算定及び持続可能性特例価格調整の対象品目について」 公式資料を確認する
  2. PMDA「マンジャロ皮下注アテオス 電子添文」 公式情報を確認する
  3. 日本イーライリリー「当社製品の適正使用に関する取り組み」 公式情報を確認する
  4. ティファクリニック横浜院「メニュー・料金表」 最新料金を確認する

監修:鈴木和信

東京医科大学元助教授。 美容皮膚科ティファクリニック横浜院で 美容施術・医療情報記事を監修。

本記事は医療情報の提供を目的として作成しています。 個々の治療結果を保証するものではありません。 薬剤の適応、用量、リスクは医師の診察によって判断されます。

記事免責事項

本記事は美容皮膚科ティファクリニック横浜院が 医療情報の提供を目的として作成したものです。 薬価・診療制度・自由診療料金は変更される場合があります。 マンジャロの国内承認効能は2型糖尿病であり、 体重管理やダイエット目的での使用は適応外使用です。 処方の適応や副作用については、医師の診察にてご確認ください。