横浜でにきび治療にイソトレチノインやトレチノインを検討する方へ
横浜駅 徒歩1分の美容皮膚科
横浜でにきび治療にイソトレチノイン(イソトロ)やトレチノインを検討する方へ
効果・副作用・「危ない?」の不安・2つの薬の違い・料金を医師が解説
何をしても繰り返す重症のにきびに用いられる内服薬、イソトレチノイン。当院で処方するイソトロ(20mg)の効果・飲み方・料金から、奇形やうつなど「危ない?」と言われるリスクの実態、名前の似た塗り薬トレチノインとの違いまで、横浜の美容皮膚科がまとめました。
こんな疑問・検索ワードでたどり着いた方へ
- 「トレチノイン」と「イソトレチノイン」って同じもの?何が違うの?
- 何をしても繰り返す重症のにきびを、横浜でイソトレチノインで治療したい
- 「危ない」「後悔」という声も多く、奇形・うつ・肝臓などのリスクを正確に知りたい
- シミ・ニキビ跡・小じわに使うのはどっち?トレチノインの濃度はどう選ぶ?
- できれば内服に頼らず、ニキビ・ニキビ跡を改善する方法も知りたい
この記事の立場と、当院での取り扱いについて
美容皮膚科ティファクリニック横浜院では、内服薬「イソトロ(イソトレチノイン)20mg」と外用薬「トレチノインクリーム(0.025%/0.05%)」の両方を取り扱っています。いずれも国内未承認の医薬品を用いた自由診療です。なお、当院では血液検査を行っておりません。イソトロの処方をご希望の方は、かかりつけのクリニックで血液検査を受け、イソトレチノインを処方しても問題ないか確認をしてからお越しください(ご来院前のお願い)。
この記事は、不安を煽ることも、逆に安易に勧めることもせず、海外の研究データと皮膚科の一般的な考え方をもとに「何がどの程度のリスクなのか」を整理したものです。当院では、にきびの重症度を皮膚科医が診察したうえで、負担の小さい外用薬・施術から内服まで、必要な治療を順を追ってご提案します。
PART 1|基礎知識
1. 結論:イソトレチノインは「飲む薬」、トレチノインは「塗る薬」。目的もリスクも別物です
イソトレチノイン=口から「飲む」内服薬。皮脂腺そのものに働きかけ、重症・難治性ニキビの治療に用いられる治療寄りの薬です。胎児への催奇形性をはじめ全身に作用するため、血液検査・避妊管理など医師の管理のもとで使うことが前提になります。当院ではCipla社製のイソトロ(Isotro)20mgを取り扱っています。
トレチノイン=肌に「塗る」外用薬。シミ・くすみ・小じわ・ニキビ・ニキビ跡など、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)にアプローチする美容寄りの薬です。当院ではトレチノインクリーム(0.025%/0.05%)を取り扱っています。
そして大切なのは、ニキビに悩む方の多くは、いきなり内服を選ばなくても改善を目指せるということです。中等症までのニキビやニキビ跡には外用薬や施術から、重症・難治性のニキビには内服を検討する――重症度に合わせて選ぶのが皮膚科の基本的な考え方です。
どちらもビタミンA誘導体(レチノイド)の仲間で、名前もよく似ているため混同されがちですが、化学構造がわずかに異なるだけで、使い方・目的・注意点が大きく変わります。まずは全体像を表で確認しましょう。
| 比較項目 | トレチノイン(塗る) | イソトレチノイン(飲む) |
|---|---|---|
| 別名 | レチノイン酸/all-trans-レチノイン酸 | 13-cis-レチノイン酸 |
| 使い方 | 夜1回、気になる部分に薄く塗る(クリーム) | 毎日カプセルを飲む(当院のイソトロは1日1回・食後) |
| 主な対象 | シミ・くすみ・小じわ、軽症〜中等症のニキビ、ニキビ跡、毛穴 | 重症・難治性ニキビ(嚢腫・結節を伴うニキビ、瘢痕を残しやすいニキビなど) |
| 作用の中心 | 表皮のターンオーバー促進、メラニン排出、コラーゲン産生へのアプローチ | 皮脂腺の縮小と皮脂分泌の抑制、角化異常の改善 |
| 作用の範囲 | 塗った部分のみ(局所) | 全身 |
| 主な副作用 | 塗布部の赤み・皮むけ・乾燥・ヒリつき(レチノイド反応) | 唇・皮膚・目の乾燥、肝機能や脂質の変動、催奇形性、気分の変化など |
| 血液検査 | 不要 | 必要(服用前・服用中に定期的に確認。当院では実施していないため、かかりつけのクリニックで受けていただきます) |
| 妊娠中・授乳中 | 使用不可 | 使用不可(服用前〜中止後も一定期間の厳格な避妊が必要) |
| 美容施術との併用 | 施術前後の休薬で調整可能 | 服用中〜中止後半年程度は多くの施術を避けるのが原則 |
| 併用されやすいもの | ハイドロキノン、アゼライン酸、日焼け止め | 単独使用が基本(保湿剤・日焼け止めは必須)。終了後の再発予防に外用レチノイド |
| 国内承認 | 外用薬としては未承認(医師の判断で輸入) | 未承認(医師の判断で輸入) |
| 当院での取り扱い | あり(0.025%:2,480円/0.05%:2,980円・税込) | あり(イソトロ20mg 1か月分:13,000円・税込) |
「シミやくすみをケアしたい」「ニキビ跡や小じわが気になる」という方の選択肢はトレチノインです。「何をしても治らない重症ニキビを根本から治したい」という方はイソトレチノインが候補になりますが、全身への影響や厳格な避妊管理が必要なため、血液検査を含めた医師の管理のもとで服用することが前提です。当院ではどちらも、皮膚科医が診察で適応を確認したうえで処方します。なお、当院では血液検査を行っていないため、イソトロをご希望の方は事前にかかりつけのクリニックで血液検査を受け、イソトレチノインを処方しても問題ないか確認をしてからお越しください。
なぜ名前が似ているのか|ビタミンA誘導体(レチノイド)の家系図
トレチノインとイソトレチノインが混同されやすい理由は、どちらも「ビタミンA誘導体(レチノイド)」という同じ家系に属し、同じ「レチノイン酸」という骨格を持つからです。違いは分子の形(cis/trans)だけですが、その小さな違いが体内での働き方を大きく変えます。
| 名称 | 分類・位置づけ | 主な用途 | 入手方法 |
|---|---|---|---|
| レチノール | ビタミンAそのもの。肌の中で段階的に変換されてレチノイン酸になる | 化粧品のエイジングケア成分 | 市販化粧品 |
| レチナール | レチノールとレチノイン酸の中間体 | 化粧品(レチノールより一段階活性が高い) | 市販化粧品 |
| トレチノイン | レチノイン酸の活性型(all-trans)。変換不要でそのまま働く | シミ・小じわ・ニキビ・ニキビ跡の外用治療 | 医師の処方(当院で取り扱いあり) |
| イソトレチノイン | レチノイン酸の異性体(13-cis)。内服で全身に作用 | 重症ニキビの内服治療 | 医師の処方(当院で取り扱いあり:イソトロ20mg) |
| アダパレン | 合成レチノイド(第3世代)。刺激がマイルド | ニキビの外用治療(国内承認薬「ディフェリン」) | 皮膚科の保険処方 |
「レチノール化粧品を使っているけれど変化を感じにくい」という方が、次のステップとして選ぶのがトレチノインです。逆に、まずは刺激の少ないものから始めたい方はレチノール化粧品やアダパレンから、という考え方もあります。どの段階が合うかは肌状態によって異なるため、医師の診察で確認することをおすすめします。
2. にきびができる仕組みと、悪化・ニキビ跡が残るメカニズム
トレチノインとイソトレチノインが比較されるのは、どちらも「ニキビ治療」に関わる薬だからです。ここでは、ニキビがどのようにできて悪化していくのかを図とあわせて確認し、2つの薬がそれぞれどこに働きかけるのかを整理します。

ニキビができる4つのステップ
ニキビの発生には主に「皮脂の過剰分泌」「毛穴の詰まり(角化異常)」「アクネ菌の増殖」「炎症」の4つが関わり、①皮脂の分泌が増える → ②古い角質で毛穴の出口がつまる → ③毛穴の中に皮脂がたまる → ④アクネ菌が増えて炎症が起こる、という順番で進行します。毛穴の中で皮脂がたまった段階が白ニキビ・黒ニキビ(コメド)、炎症を起こして赤く腫れた状態が赤ニキビです。

なぜニキビは悪化・再発するのか
炎症が強くなると膿がたまり、痛みを伴う赤ニキビ・黄ニキビになります。ここでニキビをつぶしたり、強い洗顔やピーリング、合わない化粧品などの自己流ケアを重ねると、肌のバリア機能が低下し、さらに毛穴がつまりやすくなるという「悪化の悪循環」に入ってしまいます。ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足やストレス、脂っこい食事や甘いもののとりすぎ、マスクによる摩擦・蒸れも悪化要因として知られています。

炎症後のニキビ跡について:炎症が強いほど、赤みや茶色い色素沈着、クレーター状の凹みといったニキビ跡が残りやすくなります。色素沈着タイプのニキビ跡はトレチノインによるターンオーバー促進で排出を目指せますが、凹みタイプ(クレーター)は外用薬だけでは改善が難しく、ダーマペンなどの施術との組み合わせを検討します。また、炎症のたびに瘢痕が残りつつある重症のニキビでは、跡を増やさないために内服治療を早めに検討することもあります。
トレチノインとイソトレチノインは、どこに働きかける?
トレチノイン(塗る)
塗った部分の毛穴の出口のつまり(角化)を整え、皮脂分泌の調整やターンオーバーの促進にアプローチします。白ニキビ・黒ニキビや中等症までのニキビ、ニキビ跡の色素沈着に向いています。詳しくはセクション13へ。
イソトレチノイン(飲む)
皮脂腺そのものを縮小させ、「皮脂の過剰分泌」「毛穴の詰まり」「アクネ菌の増殖」「炎症」の4つすべてに全身から働きかけます。重症・難治性のニキビに用いられます。詳しくはセクション3へ。
重症ニキビの場合:嚢腫(のうしゅ)や結節が多発するような重症ニキビでは、外用薬だけでは改善が難しく、内服薬のイソトレチノインが検討される領域になります。当院では、こうした重症・難治性のニキビに対して、医師の管理のもとでイソトロ(イソトレチノイン)を処方しています。中等症までのニキビ、ニキビ跡の色素沈着、繰り返すコメドについては、トレチノイン外用やアゼライン酸、ピーリングなど、より負担の小さい選択肢からご提案します。
PART 2|イソトレチノイン(飲む薬)
3. イソトレチノインとは|にきびに効く仕組みとエビデンス
イソトレチノイン(isotretinoin)は、ビタミンA誘導体(レチノイド)の一種で、13-cis-レチノイン酸とも呼ばれる内服薬です。1982年に米国で重症ニキビの治療薬として承認され、海外では「アキュテイン」「ロアキュタン」「アブソリカ」などの名前で知られています。
何に使う薬?
嚢腫(のうしゅ)や結節が多発する重症ニキビ、抗菌薬や外用薬で改善しない難治性ニキビ、瘢痕(ニキビ跡)を残しつつある活動性のニキビに対して、海外のガイドラインで第一選択とされています。
どう働く?
皮脂腺を縮小させて皮脂分泌を大幅に減らし、毛穴の角化異常を整え、アクネ菌が増えにくい環境をつくって炎症を抑えます。ニキビの4つの要因すべてに「上流から」働きかける数少ない薬です。
治療後も効果が続きやすい
外用薬や抗菌薬が「使っている間だけ効く」のに対し、イソトレチノインは治療終了後も効果が続きやすく、長期的な寛解が期待できる点が大きな違いです。
日本での位置づけ
日本では医薬品として承認されておらず、日本皮膚科学会のニキビ治療ガイドラインでも標準治療には位置づけられていません。使用する場合は医師が輸入し、自由診療で処方します。
にきびに対する有効性のエビデンス
イソトレチノインは1980年代から40年以上にわたり使用され、多くの臨床研究で有効性が報告されています。重症のにきびに対しては、標準的な治療コース(一般に累積投与量120〜150mg/kg程度が目安とされます)を通じて、大多数の患者でにきびがほぼ消失したという報告があります。国際的な皮膚科のガイドラインでも、重症の結節性・嚢腫性にきびや、にきび跡(瘢痕)を残すリスクが高いにきび、他の治療で効果が不十分なにきびに対する有力な選択肢として位置づけられています。
- 重症・難治性にきびに対する高い有効性が確立
- 皮脂分泌を強力に抑制し、根本原因にアプローチ
- 治療後も効果が持続しやすく、長期寛解が期待できる
- にきび跡(瘢痕)が残る前の段階で炎症を抑えることが期待できる
※効果には個人差があります。服用終了後に再発し、再治療が必要になる場合もあります(セクション10)。
「トレチノインの強いバージョン」ではありません:イソトレチノインは「効き目が強い分、管理も厳格な薬」です。全身に作用するため、皮膚以外への影響を含めた慎重な管理が必要で、塗るトレチノインとは治療の性質がまったく異なります。以下では、当院で処方するイソトロの詳細と、検索されることの多い不安ワードごとのリスクの実態を順に確認していきます。
4. 当院で処方するイソトロ(Isotro)20mg|製品情報・ご来院前のお願い・服用方法
ティファクリニック横浜院では、インドの大手製薬メーカーCipla(シプラ)社製のイソトロ(Isotro)20mgを用いた自由診療を行っています。イソトロは、イソトレチノインを主成分とする内服カプセルです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Isotro(イソトロ)20mg |
| 主成分 | イソトレチノイン |
| 容量 | 20mg/カプセル |
| 規格 | 30カプセル/箱 |
| 製造国 | インド |
| メーカー | Cipla(シプラ)社 |
| 料金 | 13,000円(税込)/1か月分(30カプセル) |
本剤は日本国内では未承認の医薬品です。当院では、医師の判断のもと個人輸入により入手しています。未承認医薬品に関する開示事項はセクション20をご確認ください。
【ご来院前のお願い】当院では血液検査を行っておりません
当院は血液検査を行っていないので、イソトロ(イソトレチノイン)の処方をご希望の方は、かかりつけのクリニックで血液検査を行い、イソトレチノインを処方しても問題ないか確認をしてからお越しくださいますようお願い申し上げます。
- 主な確認項目は、肝機能(AST・ALT・γ-GTPなど)と脂質(中性脂肪・コレステロール)です(セクション8)。
- 検査結果がわかるもの(結果票など)をお持ちいただくと、診察がスムーズです。
- 服用中も定期的な血液検査が推奨されます。服用開始後も、かかりつけのクリニックで検査を受けてください。数値の異常や体調の変化があった場合は服用を中止し、当院へご連絡ください。
服用方法
1日1回、食後に服用します。イソトレチノインは脂溶性で、食事と一緒にとることで吸収が高まるため、食後の服用が推奨されます。投与量や服用期間は、にきびの重症度・体重・経過・副作用の出方に応じて医師が調整します。自己判断での増減・中止は行わないでください。
服用中は、唇・肌・目の乾燥対策として保湿剤やリップクリームを、紫外線対策として日焼け止めを毎日使用します。また、定期的に通院して経過観察を受けていただくとともに、服用中の血液検査もかかりつけのクリニックで定期的に受けてください。
当院がイソトロを採用している理由
供給が安定している
流通が安定しており、欠品によって治療が途中で止まるリスクが低い点は、一定期間の継続が前提となるイソトレチノイン治療において大きなメリットです。
大手製薬メーカーCipla社製
Cipla社はインドを代表する大手製薬メーカーのひとつで、世界各国に医薬品を供給しています。
品質の安定性
大手メーカーによる製造のため、品質のばらつきが少なく安定していることが期待できます。
医師の管理のもとで処方
皮膚科医が適応を判断し、避妊の必要性や副作用をご説明したうえで処方します。服用中も定期的に経過を確認し、かかりつけのクリニックでの血液検査の結果も踏まえて判断します。
5. 【後悔・やめたほうがいい?】イソトレチノインが向いている人・まだ必要ない人
「イソトレチノイン 後悔」「やめたほうがいい」という検索の背景には、「自分には強すぎる薬だったのでは」「もっと軽い方法があったのでは」という思いがあるようです。後悔を避けるいちばんの方法は、そもそも自分がこの薬の適応にあたるのかを、処方前に見極めることです。
✅ イソトレチノインが検討される方
- 結節・嚢腫が多発する重症のにきびがある
- 外用薬・抗菌薬・保険診療のにきび治療を数か月続けても十分に改善しない
- 炎症のたびに瘢痕(クレーター)が残りつつあり、にきび跡を増やしたくない
- 背中・胸など広範囲に炎症性のにきびがある
- 皮脂が多く、治療を続けてもにきびを繰り返してしまう
- 避妊・定期的な通院と、かかりつけのクリニックでの血液検査を確実に続けられる
✕ まず別の方法から始めるのが一般的な方
- 白ニキビ・黒ニキビ(コメド)や軽症〜中等症の赤ニキビが中心
- ニキビ跡(赤み・色素沈着)が主なお悩みで、活動性のニキビは少ない
- 妊娠・妊活・授乳の予定がある
- うつ病などの精神疾患、肝疾患、脂質異常症の既往がある
- 定期的な通院や、かかりつけのクリニックでの血液検査が難しい
- 近いうちに脱毛・ピーリング・レーザー治療を受けたい
「✕」の項目に当てはまる方は、イソトレチノインを「やめたほうがいい」というより、「まだ必要ない」と考えるのが正確です。外用薬や施術で改善を目指し、それでも難しい場合に内服を検討する、という順番が皮膚科の一般的な考え方で、当院でもこの順番を基本にご提案しています。
服用できない方・注意が必要な方
妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性がある方、近く妊娠を希望される方は服用できません。肝機能障害や脂質代謝異常のある方、うつ病などの精神疾患の既往がある方、他に内服中のお薬(特にテトラサイクリン系抗菌薬やビタミンA製剤)がある方は、必ず診察時に医師へお伝えください。

「自分のにきびに内服が必要か分からない」方は、まず皮膚科医にご相談ください
横浜駅徒歩1分。皮膚科医がにきびの重症度を診察し、外用薬・施術・内服から、負担の小さい順に適した治療をご提案します。
6. イソトレチノインは危ない?不安ワード別の早見表
イソトレチノインは、重症・難治性ニキビに対して海外で40年以上使われてきた、有効性の裏付けがある内服薬です。一方で、胎児への催奇形性をはじめ、全身に及ぶ副作用があるため、医師による血液検査・避妊管理のもとでしか安全に使えない薬でもあります。つまりイソトレチノインは、「危ない薬」ではなく「厳格な管理が必要な薬」です。
検索した「不安ワード」ごとに、事実の要点と、この記事で詳しく解説しているセクションをまとめました。気になる項目から読み進めてください。
| 不安ワード | リスクの実態 | 要点 | 詳細 |
|---|---|---|---|
| 奇形 | 重大・確立 | 妊娠中の服用で高率に重い先天異常。服用前後の厳格な避妊が必須 | セクション7 |
| 副作用 | ほぼ全員に何らかの症状 | 唇・肌・目の乾燥はほぼ必発。多くは服用量調整と保湿で対処可能 | セクション8 |
| うつ・自殺 | 議論あり・因果は未確立 | 大規模研究では明確な関連は示されていないが、服用中の気分の変化は必ず医師に共有 | セクション9 |
| 肝臓 | 検査で管理可能 | 肝酵素・中性脂肪の上昇が一部に起こる。定期的な血液検査が前提 | セクション8 |
| 抜け毛 | 一時的・回復する | 服用量に応じて一時的な抜け毛が起こることがあるが、中止後に回復するのが一般的 | セクション8 |
| 悪化 | 初期に起こりうる | 服用開始数週間で一時的に悪化することがある。重症例ほど注意 | セクション10 |
| 再発 | 2〜3割で再治療 | 服用終了後に再発し、2回目の治療が必要になる方が一定数いる | セクション10 |
| 個人輸入 | 最もリスクが高い使い方 | 医師の管理・血液検査・避妊指導がなく、偽造品リスクも。救済制度の対象外 | セクション11 |
| 後悔・やめたほうがいい | 適応次第 | 重症ニキビ以外の方は、より負担の小さい治療から始めるのが一般的 | セクション5 |
| 脱毛・ピーリング 併用 | 原則NG | 服用中〜中止後半年程度は、レーザー・ピーリング・ワックス脱毛などを避けるのが原則 | セクション12 |
7. 【奇形】催奇形性は「本当に」重大なリスク
「イソトレチノイン 奇形」で検索される方が多いのは、この薬の最も重要なリスクが催奇形性(胎児に先天異常を引き起こす性質)だからです。これは噂や誇張ではなく、1980年代から確立している事実で、妊娠中に服用すると高い確率で胎児に重い先天異常が生じる可能性があります。
主要アウトカム:154例のうち、人工妊娠中絶95例・自然流産12例・奇形のない出生26例・奇形のある出生21例。前向きに観察した36例では、自然流産8例・正常出生23例・奇形のある出生5例でした。特定の重大奇形(頭蓋顔面・心臓・胸腺・中枢神経系)の相対リスクは25.6倍(95%信頼区間 11.4〜57.5)と報告されています。
限界:1980年代の症例集積であり、曝露量や時期は一様ではありません。ただし、その後の複数の調査でも同様の奇形パターンが繰り返し確認されています。
どのような先天異常が起こるのか
報告されている特徴的な異常には、耳の形成不全(小耳症・無耳症)、心臓や大血管の異常、水頭症や小頭症などの中枢神経系の異常、口蓋裂、胸腺の異常、眼の異常などがあります。妊娠初期の短期間の服用でも起こりうるとされ、「少量だから」「数日だけだから」という理屈は通用しません。
だから「避妊」が治療の一部になっている
- 服用開始の1か月前から、服用中、そして中止後1か月間は妊娠を避ける必要があります(一般的な基準。医療機関によってはより長い期間を設定します)。
- 米国では「iPLEDGE」という管理プログラムがあり、処方には妊娠検査と2種類の避妊法の実施が義務づけられています。
- 授乳中の服用もできません。
- 服用中および中止後一定期間は、輸血を介した妊婦への曝露を防ぐため献血もできません。
男性が服用する場合は?
精液中に移行するイソトレチノインはごく微量で、男性の服用によるパートナーの妊娠への影響は、現在のところ問題となる報告はありません。ただし献血は男性も同様に制限されます。
妊娠・出産のご予定がある方へ:妊活中・妊娠の可能性がある方・授乳中の方にとって、イソトレチノインは選択肢になりません。ニキビの治療を急ぎたい場合は、妊娠中でも相談しやすい外用薬や施術から検討します(妊娠中はトレチノイン外用も使用できないため、医師にご相談ください)。
8. 【副作用】頻度別にみる副作用と、肝臓・抜け毛・目への影響
イソトレチノインは「皮脂を減らす薬」なので、皮脂が減ることによる乾燥症状はほぼ全員に起こります。それ以外の副作用は頻度に差があるため、「よくあるもの」「一部に起こるもの」「まれだが重要なもの」に分けて整理します。
| 頻度の目安 | 症状 | 対処・ポイント |
|---|---|---|
| ほぼ全員 | 唇の乾燥・ひび割れ(口唇炎)、顔や体の乾燥、目の乾燥、鼻の粘膜の乾燥・鼻血 | リップクリーム・保湿剤・人工涙液の常用が前提。コンタクトレンズがつらくなることも |
| 比較的多い | 紫外線に対する過敏、中性脂肪やコレステロールの上昇、肝酵素の軽度上昇、筋肉痛・関節痛、頭痛、皮膚の脆弱化(擦り傷が治りにくい) | 日焼け止め必須。血液検査で数値を確認しながら服用量を調整 |
| 一部に起こる | 服用初期のニキビの一時的悪化、一時的な抜け毛、爪周囲の炎症、汗をかきやすくなる | 多くは一過性。中止後に回復するのが一般的 |
| まれだが重要 | 頭蓋内圧亢進(強い頭痛・視覚異常)、夜間視力の低下、聴覚の異常、膵炎、重い皮膚反応、気分の変化 | 該当症状があれば服用を中止し、すぐに医師へ。テトラサイクリン系抗菌薬との併用は頭蓋内圧亢進のリスクを高めるため禁忌 |
なお、「炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)との関連」が指摘された時期もありましたが、その後の大規模な研究では明確な関連は確認されていません。ただし、腹痛や血便などの消化器症状が出た場合は医師に相談する必要があります。
副作用の多くは「服用量」と関係しています。海外では、副作用を抑えるために少量から始める方法も広く用いられていますが、いずれにしても医師が症状と検査値を見ながら調整することが前提です。自己判断で量を増減することはできません。
【肝臓・血液検査】なぜ定期的な検査が必要なのか
イソトレチノインは肝臓で代謝され、脂質代謝にも影響します。そのため、服用中は肝機能(AST・ALT・γ-GTPなど)と脂質(中性脂肪・コレステロール)を中心に、定期的な血液検査で確認するのが標準的な管理です。
検査のタイミング
一般的には、服用開始前、開始後1〜2か月、以降は安定していれば数か月ごとに行います。服用量を増やしたときや症状があるときは追加で検査し、女性は妊娠検査も行うのが一般的です。
数値が上がったら?
中性脂肪の上昇は数割の方に、肝酵素の軽度上昇は1〜2割程度の方に報告されています。多くは軽度で、減量や一時中止により回復します。著しい上昇があれば中止します。
飲酒について
アルコールは肝臓と中性脂肪の両方に負担をかけるため、服用中は控えるよう指導されるのが一般的です。
ビタミンAサプリ
ビタミンAを含むサプリメントや大量の肝油などは、ビタミンA過剰症状を強めるため併用を避けます。
「肝臓が壊れる」といった極端な表現を見かけることがありますが、正しくは「検査なしで使うと危険な薬」です。裏を返せば、検査を伴わない使い方(セクション11で解説する通販での自己購入など)は、この薬の安全性の前提そのものを崩してしまうということでもあります。
当院で処方を受ける場合:当院では血液検査を行っておりません。服用前の検査に加え、服用中の定期的な検査も、かかりつけのクリニックで受けてください。詳しくはセクション4「ご来院前のお願い」をご覧ください。
【抜け毛・目・関節・日焼け】その他の心配ごと
抜け毛は起こる?
服用量に応じて、一時的に髪が抜けやすくなることがあります(休止期脱毛)。多くは中止後に回復するとされ、永続的な脱毛は一般的ではありません。気になる場合は減量で対応することもあります。
目への影響
ドライアイはよく起こり、コンタクトレンズの装用がつらくなることがあります。まれに夜間の視力低下が報告されており、夜間の運転には注意が必要です。
関節痛・筋肉痛
運動量の多い方に筋肉痛・関節痛が出ることがあります。長期・高用量の服用では骨への影響が議論されており、成長期の方は特に慎重な判断が必要です。
日焼け・皮膚の脆弱化
紫外線に敏感になり、日焼けしやすくなります。皮膚が薄く傷つきやすくなるため、ワックス脱毛や強い摩擦は避け、日焼け止めの使用が欠かせません。
傷が治りにくい
創傷治癒が遅れるとされ、服用中〜中止後しばらくは、手術や施術、ピアスの穴あけなども慎重に判断します。
鼻血・鼻の乾燥
鼻の粘膜が乾燥して鼻血が出やすくなります。ワセリンなどで保護することで軽減が期待できます。
これらの多くは「皮脂と粘膜の潤いが減る」ことに由来する副作用で、保湿と生活上の工夫で対処できる範囲のものが中心です。ただし、いずれも医師と共有しながら服用量を調整することが前提になります。副作用の程度には個人差があります。異変を感じた場合は服用を続けず、当院へご連絡ください。
9. 【うつ・自殺】気分への影響はどこまで分かっているか
「イソトレチノイン うつ」「自殺」という検索は、この薬をめぐる最も議論の多いテーマです。1990年代〜2000年代に、服用中のうつ症状や自殺に関する症例報告が相次ぎ、米国では添付文書に注意喚起が加えられました。では、現在のエビデンスは何を示しているのでしょうか。
主要アウトカム:対照群のある研究では、イソトレチノイン群と他の治療群との間で、治療前後のうつ症状スコアの変化に統計学的に有意な差は認められませんでした(標準化平均差 −0.334、95%信頼区間 −0.680〜0.011)。むしろ治療後にうつ症状の有病率が低下したことが示されています。
限界:含まれる研究の質・規模にばらつきがあり、まれな重篤事象(自殺)の評価には不十分です。「関連がない」と断定するものではありません。
さらに2022年には、イソトレチノイン群と経口抗菌薬群それぞれ約7.5万人を比較した国際的なコホート研究が発表され、うつ病のリスクは抗菌薬群より低く、自殺企図のリスクは同等だった一方、自殺念慮は高かったと報告されています。つまり、「因果関係は確立していないが、注意深く観察すべき」というのが現時点での皮膚科領域の共通認識です。
知っておきたいこと:重症ニキビそのものが、うつ症状や自己評価の低下と強く関連しています。ニキビが改善することで気分が改善する方も多い一方、体質や既往によっては薬の影響が出る可能性も否定できません。もし服用中に気分の落ち込み・意欲の低下・眠れないなどの変化があれば、我慢せず処方医に伝えることが重要です。うつ病などの既往がある方は、処方前に必ず医師に申告してください。
10. 【悪化・効かない・再発】初期悪化と再発率
服用初期にニキビが悪化することがある
服用を始めて数週間は、毛穴の内容物が押し出される過程などにより、一時的にニキビが増えたり炎症が強くなったりすることがあります。特に嚢腫や結節の多い重症例では、この「初期悪化」が強く出ることがあり、海外では悪化を抑えるために少量から開始したり、短期間ステロイドを併用したりする方法がとられます。「効かない」「悪化した」と感じて自己判断で中止すると、治療の機会を失うことになりかねません。
治療期間と再発
一般的な治療期間は4〜6か月程度で、累積の服用量(体重あたりの総量)が一定に達すると再発しにくくなるとされています。それでも服用終了後に再発し、2回目の治療が必要になる方は2〜3割程度と報告されており、「一度飲めば二度と出ない」薬ではありません。若年で開始した方、体幹(背中・胸)にニキビが多い方、ホルモンの影響が強い方は再発しやすい傾向があるとされます。
再発を防ぐ考え方:イソトレチノインの治療を終えた後も、外用のトレチノインやアダパレンなどのレチノイド外用薬で毛穴のつまりを予防する「維持療法」を続けることが、再発予防の一般的な考え方です。つまり、内服を選ぶ場合でも、その後の外用ケアは避けて通れません。当院では、内服を終えた後の外用ケア(トレチノインクリームなど)についても続けてご相談いただけます。
11. 【個人輸入】通販で買って自己判断で飲むのが最も危ない理由
ここまで読んでいただくと分かるとおり、イソトレチノインの安全性は「血液検査」「避妊管理」「服用量の調整」「症状のモニタリング」という医師の管理体制があって初めて成り立つものです。個人輸入代行サイトなどで購入して自己判断で服用することは、この前提をすべて外した使い方であり、当院が最もおすすめできない方法です。
検査も避妊管理もない
肝機能・脂質の異常や妊娠に気づかないまま服用を続けるリスクがあります。催奇形性のある薬を管理なしで使うことの危険性は、セクション7のとおりです。
偽造品・品質不明のリスク
海外通販で流通する医薬品には、有効成分の含有量が異なるものや偽造品が混在することが厚生労働省からも注意喚起されています。
救済制度の対象外
国内未承認薬のため、重篤な健康被害が生じても「医薬品副作用被害救済制度」の対象になりません。これは医療機関で処方を受けた場合も同様ですが、個人輸入では相談先すらありません。
併用薬・施術の判断ができない
テトラサイクリン系抗菌薬との併用禁忌、脱毛やピーリングとの間隔など、専門的な判断が必要な場面で誰にも相談できません。
当院のイソトロとの違い:当院で処方するイソトロも、国内未承認のため医師の個人輸入により入手した医薬品です。ただし、医師が所定の手続きを行ったうえで入手し、診察・説明・避妊指導のもとで処方する点、そしてかかりつけのクリニックでの血液検査で問題がないことを確認したうえで服用していただく点が、患者さまご自身が通販で購入して自己判断で服用するケースとは根本的に異なります。
通販での購入を検討している方へ
- 個人輸入された医薬品等のリスクについては、厚生労働省のウェブサイト(https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/)で注意喚起されています。
- 重症ニキビでイソトレチノインが必要と考えられる場合は、通販ではなく、医師の診察・避妊指導のもとで処方を受け、血液検査で服用に問題がないことを確認してください。当院でも皮膚科医の診察のうえでイソトロを処方しています(当院では血液検査を行っていないため、事前にかかりつけのクリニックで検査を受けてからお越しください)。

通販で買う前に、まずは皮膚科医に相談を
にきびの重症度によっては、内服なしで改善を目指せる場合も多くあります。内服が必要な場合も、医師の管理のもとで処方します。LINEで気軽にご相談ください。
12. 【併用NG】脱毛・ピーリング・レーザー・薬との相性
イソトレチノインは皮膚を薄く・傷つきやすくし、傷の治りを遅らせるため、美容施術との相性に注意が必要です。「ニキビを治してから美容施術を受けたい」と考えている方ほど、この点を先に知っておく必要があります。
| 併用するもの | 考え方 | 理由 |
|---|---|---|
| 医療レーザー脱毛・光脱毛 | 服用中〜中止後6か月程度は避けるのが原則 | 熱傷・色素沈着・瘢痕のリスクが高まるため |
| ワックス脱毛 | 服用中〜中止後しばらくは禁止 | 皮膚が剥がれる(表皮剥離)ことがあるため |
| ケミカルピーリング | 中〜深層ピーリングは中止後6か月程度まで避ける | 瘢痕形成・治癒遅延のリスク。浅いピーリングは近年見直しの議論もあるが慎重に |
| ダーマペン・フラクショナルレーザー | 中止後6か月程度まで避けるのが原則 | 創傷治癒の遅れによる瘢痕リスク |
| テトラサイクリン系抗菌薬(ミノサイクリン・ドキシサイクリン等) | 併用禁忌 | 頭蓋内圧亢進のリスクが高まるため。ニキビでよく処方される薬なので要注意 |
| ビタミンAサプリメント | 避ける | ビタミンA過剰症状を強めるため |
| アルコール | 控える | 肝機能・中性脂肪への負担が重なるため |
| 外用のトレチノイン・アダパレン | 医師の判断で併用・維持療法に使用 | 乾燥が強くなるため服用中は慎重に。終了後の再発予防には有用 |
従来は「服用中〜中止後6か月は施術を避ける」が原則とされてきました。近年、施術の種類によってはより短い期間でも安全という報告もありますが、判断は施術を行う医師に委ねられます。イソトレチノインを服用中・服用したことがある方は、施術のカウンセリング時に必ずその旨をお伝えください。
PART 3|トレチノイン(塗る薬)
13. トレチノインとは|肌の生まれ変わりに働きかける「塗る薬」
トレチノイン(tretinoin)は、ビタミンA(レチノール)の活性型である「レチノイン酸」を主成分とした外用薬です。市販の化粧品に配合されるレチノールと比べて、生理活性はおよそ50〜100倍とされ、医師の処方のもとで使用される医薬品にあたります。
米国では1970年代からニキビ治療薬として、1990年代からは光老化(紫外線による肌老化)の治療薬としてFDA(米国食品医薬品局)に承認されており、皮膚科領域では長い使用実績があります。日本では美容皮膚科を中心に、シミ・くすみ・小じわ・ニキビ跡のホームケア治療として広く用いられています。
トレチノインの4つの作用
① ターンオーバーの促進
表皮の細胞分裂を活発にし、古い角質やメラニンを含んだ細胞の排出を早めることで、シミ・くすみの改善を目指します。
② ピーリング作用
古い角質をはがれやすくし、ゴワつき・毛穴づまり・ニキビの発生しにくい肌環境にアプローチします。
③ コラーゲン産生へのアプローチ
真皮の線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンやヒアルロン酸の産生を促すことで、小じわ・ハリ不足の改善を目指します。
④ 皮脂分泌の調整
皮脂腺の働きを抑え、皮脂の過剰分泌や毛穴の開きにアプローチします。

ポイント:トレチノインは「メラニンを作らせない薬」ではなく「メラニンを外に出す薬」です。そのため、メラニンの産生を抑えるハイドロキノンと組み合わせて使うことで、シミ治療の相乗効果を目指す処方が一般的です(詳しくはセクション16)。
トレチノインがニキビにアプローチする仕組み
トレチノインは、ニキビができる流れの複数の段階に同時に働きかける点が特徴です。①角化を正常化して毛穴の出口のつまりを防ぎ、②皮脂の過剰分泌を調整し、③アクネ菌が増えにくい毛穴環境を整えることで炎症を起こしにくくし(直接の抗菌作用はありません)、④ターンオーバーを促して炎症後の色素沈着の排出を早めます。白ニキビ・黒ニキビや中等症までの赤ニキビ、ニキビ跡の色素沈着に向いているのはこのためです。

トレチノインが向いている方・お悩み
シミ・くすみ・肝斑が気になる
日光性のシミ(老人性色素斑)や肌全体のくすみ、肝斑のホームケアとして。ハイドロキノンとの併用で相乗的なアプローチを目指します。
ニキビ・ニキビ跡の赤み・色素沈着
毛穴づまりを起こしにくくし、炎症後の色素沈着(PIH)の排出を早めることを目指します。
目元・口元の小じわ、ハリ不足
紫外線による光老化で生じる細かいシワに対し、コラーゲン産生へのアプローチを目指します。
毛穴の開き・黒ずみ・ゴワつき
角質を整え、皮脂分泌を調整することで、なめらかな肌質を目指します。
通院回数を抑えてホームケアしたい
毎晩のスキンケアに組み込めるため、施術に頻繁に通えない方にも取り入れやすい治療です。
レチノール化粧品で物足りない
化粧品より高い活性を持つ医薬品で、次のステップのケアを希望される方に。
使用できる部位・避けたい部位
✅ 使用できる部位(医師の指示のもと)
- 顔(頬・額・あご・こめかみ)
- 首・デコルテ
- 手の甲・腕(日光性のシミ)
- 背中・胸(ニキビ・ニキビ跡)
⚠️ 避けたい・慎重に使う部位
- 目のキワ・まぶた・口角・小鼻の脇(皮膚が薄く刺激が出やすい)
- 湿疹・傷・強い炎症がある部位
- 唇・粘膜
- 脱毛・レーザー・ピーリング直後の部位
部位によって皮膚の厚さや反応の出やすさが異なるため、塗る範囲・量・頻度は診察時にご案内します。
向いていない・慎重な判断が必要なケース:妊娠中・授乳中の方、アトピー性皮膚炎や湿疹が顔にある方、極端な敏感肌の方、結婚式や大切なイベントを2〜4週間以内に控えている方(皮むけの時期と重なる可能性があります)。詳しくはセクション17をご覧ください。
14. トレチノインの濃度の選び方(0.025%と0.05%)と研究知見
当院では0.025%と0.05%の2種類のトレチノインクリームをご用意しています。「濃いほうが早く効くのでは」と思われがちですが、濃度が高いほど赤みや皮むけなどの刺激も強くなるため、多くの場合は低濃度から始めて肌の反応を見ながら調整する「ステップアップ方式」が採用されています。
0.025%|はじめての方・敏感肌の方
- トレチノインを初めて使う方
- 乾燥しやすい・赤くなりやすい方
- 皮むけをできるだけ穏やかにしたい方
- 肝斑など、刺激を避けたいお悩み
0.05%|標準濃度・ステップアップ
- 0.025%で問題なく使えた方
- 肌が比較的丈夫な方
- シミ・ニキビ跡・小じわに標準的な濃度で取り組みたい方
- 1週間使っても反応がほとんど出ない方
どちらの濃度が合うかは、肌質・お悩み・生活スタイルによって異なります。診察時に医師が肌状態を確認したうえでご提案しますので、自己判断で高濃度から始めることは避けてください。
トレチノインの作用機序と研究知見
トレチノインの外用に関しては、海外で多くの臨床研究が行われています。ここでは、濃度の考え方と色素斑への作用に関する代表的な2つの論文をご紹介します。
主要アウトカム:0.1%群・0.025%群のいずれも基剤群と比べて光老化の総合評価が有意に改善し、両群間の有効性に統計学的な差は認められませんでした。表皮の厚みは0.1%群で約30%、0.025%群で約28%増加した一方、赤み・皮むけといった刺激症状は0.1%群で有意に多く報告されました。
限界:単一施設の研究であり、被験者は主に欧米の方です。日本人の肌質にそのまま当てはまるとは限りません。
主要アウトカム:10か月後、顔の色素斑が「明るくなった」と評価された割合はトレチノイン群で83%、基剤群で29%でした。また、良好に反応した方では中止後6か月間、色素斑の再出現は認められなかったと報告されています。
限界:被験者数が比較的少なく、使用濃度は当院の取り扱い(0.025%/0.05%)より高い0.1%です。結果をそのまま当てはめることはできません。
免責事項:本情報は学術的情報の提供を目的としており、美容皮膚科ティファクリニック横浜院での個々の治療結果を保証するものではありません。効果・効能には個人差があります。
これらの研究から読み取れるのは、「濃度を上げれば必ず効果が高まるわけではなく、刺激だけが増える場合がある」ということです。当院が0.025%と0.05%という比較的穏やかな濃度を採用しているのも、続けやすさと肌への負担のバランスを重視しているためです。
15. トレチノインの使い方・レチノイド反応(A反応)・経過の目安・保管方法
基本的な塗り方
- 夜、洗顔後に化粧水などで肌を整えます(トレチノインは紫外線で分解されやすいため、基本は夜1回)。
- 米粒大〜小豆大を目安に、気になる部分にごく薄く伸ばします。多く塗っても効果は高まらず、刺激だけが増えます。
- 目のキワ・小鼻の脇・口角など皮膚が薄い部分は避けるか、医師の指示に従います。
- ハイドロキノンを併用する場合は、トレチノインが乾いてから重ねます(順番は医師の指示に従ってください)。
- 翌朝は必ずSPF30〜50・PA+++以上の日焼け止めを使用します。日中の紫外線対策が不十分だと、かえってシミが濃くなる場合があります。
レチノイド反応(A反応)とは
使い始めて2〜7日ほどで、塗った部分に赤み・ヒリつき・乾燥・皮むけが現れることがあります。これは「レチノイド反応」または「A反応」と呼ばれ、トレチノインが表皮の生まれ変わりを促している過程で起こる反応です。多くの場合、2〜4週間ほどで肌が慣れて落ち着いていきます。
反応が強いときの対処:塗る回数を1日おき・2日おきに減らす/塗る量を減らす/保湿を強化する/一時的に中止して肌を休ませる。判断に迷うときは自己判断で続けず、LINEやお電話でご相談ください。
経過の目安(個人差があります)
| 時期 | 肌に起こりやすいこと | ポイント |
|---|---|---|
| 〜1週間 | 赤み・ヒリつき・乾燥が出始める | 保湿と日焼け止めを徹底。メイクは可能な範囲で |
| 1〜4週間 | 皮むけのピーク。くすみが一時的に目立つことも | 無理にはがさない。反応が強ければ頻度を調整 |
| 4〜8週間 | 肌が慣れ、皮むけが落ち着く。キメやくすみに変化を感じ始める方も | 濃度アップを検討する目安の時期 |
| 2〜3か月 | シミ・ニキビ跡・小じわへの変化を評価する時期 | 診察で経過を確認し、継続・休薬を判断 |
| 3か月以降 | 休薬期間を設けるか、維持療法に移行 | 長期連用は医師の管理のもとで |
すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。変化の感じ方や必要な期間には個人差があります。
保管方法
- トレチノインは光と熱に弱い成分です。直射日光を避け、涼しい場所(冷蔵庫の野菜室など)で保管してください。
- 使用後はキャップをしっかり閉め、チューブの先端を清潔に保ちます。
- 開封後はおおむね3か月以内を目安に使い切り、変色したものは使用しないでください。

皮むけ・赤みが不安な方も、まずは皮膚科医にご相談ください
肌質に合わせて濃度と使い方をご提案。使用中のお悩みもLINEで相談できます。
16. トレチノインとハイドロキノン・アゼライン酸・施術との組み合わせ
トレチノインは単独でも使用されますが、目的に応じて他の外用薬と組み合わせることで、より多角的なアプローチを目指すことができます。
トレチノイン × ハイドロキノン
シミ治療の定番の組み合わせ。トレチノインが「メラニンを外に出す」役割、ハイドロキノンが「メラニンを作らせない」役割を担い、日光性のシミや肝斑、炎症後色素沈着に対して相乗的なアプローチを目指します。
トレチノイン × アゼライン酸
ニキビ・ニキビ跡・赤みが気になる方向け。アゼライン酸の抗炎症・皮脂抑制作用とトレチノインの角質ケアを組み合わせます。刺激が重なるため、塗るタイミングを分けるなど医師の指示が必要です。
トレチノイン × 日焼け止め(必須)
組み合わせというより「セット」です。トレチノイン使用中の肌は紫外線の影響を受けやすく、日焼け止めなしでは色素沈着のリスクが高まります。
トレチノイン × 施術(ピーリング・レーザー等)
施術前後のホームケアとして組み合わせることがあります。ただし施術直前・直後は刺激が重なるため、休薬期間を医師が指示します。
注意:ハイドロキノンやアゼライン酸も、トレチノインと同様に赤みや刺激が出ることがあります。複数の外用薬を自己判断で重ねると、肌荒れや接触皮膚炎の原因になります。組み合わせは必ず診察のうえで決めましょう。なお、イソトレチノイン(内服)を服用中の方の外用薬・施術の併用については、セクション12をご覧ください。
🔗 組み合わせて使う外用薬・関連治療について詳しく
17. トレチノインのリスク・副作用・使用できない方
トレチノインは長い使用実績のある薬ですが、医薬品である以上、副作用やリスクがあります。安心してお使いいただくために、事前に必ずご確認ください。
起こりやすい副作用(レチノイド反応)
- 塗布部の赤み・ヒリつき・かゆみ
- 乾燥・皮むけ(特に使用開始1〜4週間)
- 一時的なくすみ・ゴワつき(古い角質が浮き上がる過程で起こることがあります)
- 紫外線に対する感受性の上昇(日焼けしやすくなる)
まれに起こるリスク
- 強い炎症や接触皮膚炎(使用量が多すぎる・他の刺激性成分との併用など)
- 炎症後の色素沈着(紫外線対策が不十分な場合、赤みの後にシミが濃くなることがあります)
- ニキビの一時的な悪化(毛穴の内容物が押し出される過程で起こることがあります)
- 化粧品や他の外用薬との相互作用による刺激の増強
使用できない方・慎重な判断が必要な方
🚫 使用できない方
- 妊娠中・妊娠の可能性がある方・授乳中の方
- トレチノインやビタミンA誘導体にアレルギーのある方
- 塗布部に湿疹・傷・強い炎症がある方
- 日光過敏症(光線過敏症)のある方
⚠️ 慎重な判断が必要な方
- アトピー性皮膚炎・酒さ(赤ら顔)のある方
- 極端な敏感肌・乾燥肌の方
- 他の外用薬(ステロイド・抗菌薬・ピーリング剤など)を使用中の方
- 直近でレーザー・ピーリング・脱毛などの施術を受けた方/予定がある方
- 屋外での活動が多く、紫外線対策が難しい方
- 2〜4週間以内に大切なイベントを控えている方
当院では、処方前に医師が診察を行い、上記のリスクや注意点をご説明したうえで、ご納得いただいてから処方します(インフォームドコンセント)。トレチノインクリームは国内未承認の医薬品です。開示事項はセクション20をご確認ください。
PART 4|治療の選び方・当院のご案内
18. お悩み別|にきび・にきび跡治療の選択肢と比較
ニキビでお悩みの方の多くは、イソトレチノインの「効き目」と「リスク」を天秤にかける前に、より負担の小さい選択肢で改善を目指すことができます。一方で、嚢腫・結節が多発する重症ニキビや、他の治療で改善しない難治性ニキビには、内服が有力な選択肢になります。当院で対応している主な選択肢を、お悩み別にまとめました。
| お悩み | 当院で検討できる選択肢 | アプローチの考え方 |
|---|---|---|
| 繰り返す白ニキビ・黒ニキビ(毛穴づまり) | トレチノインクリーム/アクアピール/ハイドラフェイシャル | 角化を整えて毛穴のつまりを防ぎ、たまった皮脂・角質を取り除く |
| 赤ニキビ・炎症をくり返す | アゼライン酸/トレチノインクリーム/ララピール/プラズマフェイシャル | 皮脂分泌の調整と抗炎症、アクネ菌が増えにくい環境づくり |
| ニキビ跡の赤み | IPL(光治療)/プラズマ/LDM | 毛細血管の拡張や炎症後の赤みにアプローチ |
| ニキビ跡の色素沈着(茶色いシミ) | トレチノインクリーム+ハイドロキノン/アゼライン酸 | メラニンの排出促進と産生抑制の組み合わせ |
| クレーター状のニキビ跡 | ダーマペン/ヴェルベットスキン/マッサージピール | 真皮に働きかけてコラーゲン産生を促し、凹みの改善を目指す |
| 皮脂の多さ・毛穴の開き・テカリ | トレチノインクリーム/ハイドラフェイシャル/プラズマシャワー | 皮脂分泌の調整と角質ケア |
| 嚢腫・結節が多発する重症ニキビ | イソトロ(イソトレチノイン内服) | 皮脂腺に働きかける内服治療。避妊管理と血液検査(かかりつけのクリニックで実施)のもとで服用し、終了後は外用ケアで再発予防 |
レチノール化粧品・アダパレン・施術との比較
「トレチノインやイソトレチノインと、市販のレチノール化粧品や皮膚科のニキビ薬、クリニックの施術はどう違うの?」というご質問もよくいただきます。代表的な選択肢を比較しました。
| 選択肢 | 位置づけ | 主なお悩み | 刺激の目安 | 入手・費用感 |
|---|---|---|---|---|
| レチノール化粧品 | 化粧品。肌の中でレチノイン酸に変換される | 軽いエイジングケア、予防的ケア | 低〜中 | 市販。数千円〜 |
| アダパレン(ディフェリン) | 国内承認のニキビ外用薬 | ニキビ(特に白ニキビ・黒ニキビ) | 中 | 皮膚科の保険処方 |
| トレチノイン | 活性型レチノイン酸の外用薬(国内未承認) | シミ・くすみ・小じわ・ニキビ跡・毛穴 | 中〜高(濃度依存) | 美容皮膚科で処方。当院0.025%:2,480円/0.05%:2,980円(税込) |
| イソトレチノイン(内服) | 重症ニキビの内服薬(国内未承認) | 難治性・重症ニキビ | 全身への影響あり | 医師の処方・血液検査(かかりつけのクリニックで実施)が必要。当院:イソトロ20mg 1か月分13,000円(税込) |
| ケミカルピーリング | クリニックで行う施術 | くすみ・ニキビ・毛穴・ゴワつき | 低〜中(施術時) | 1回数千円〜1万円台。定期的な通院 |
| IPL・レーザー | クリニックで行う光・レーザー施術 | シミ・そばかす・赤み | 施術時に熱感 | 1回1万円台〜。ダウンタイムの考慮が必要 |
使い分けの考え方:「まずは日々のケアで肌の土台を整えたい」ならトレチノインなどの外用薬、「短期間で目に見える変化を目指したい」なら施術、というのが基本的な考え方です。実際には、施術の効果を保つためのホームケアとしてトレチノインを組み合わせるケースも多くあります。
効き方の「強さ」だけで比べると内服に軍配が上がりますが、リスク・管理の手間・費用・施術との両立まで含めて考えると、軽症〜中等症のニキビでは、まず外用から始める合理性が見えてきます。反対に、瘢痕を残しつつある重症ニキビでは、内服を先延ばしにしないことも大切です。
施術との組み合わせで「ニキビ跡」までケアする
活動性のニキビが落ち着いた後に残る赤み・色素沈着・クレーターは、外用薬だけでは改善が難しいことがあります。当院では、ピーリングやダーマペン、光治療などを、お肌の状態と予算に合わせて組み合わせてご提案しています。イソトレチノインを服用中・服用歴がある方は、施術との間隔についても診察時にご相談ください。
🔗 当院のニキビ・ニキビ跡治療について詳しく

にきびの状態に合わせた「無理のない治療」をご提案します
お肌のお悩みは皮膚科医が診察。外用薬・施術・内服から、重症度に合わせた組み合わせをご提案します。
19. 料金・治療の流れ・通院の目安

イソトロ 20mg
イソトレチノイン|1か月分(30カプセル)
13,000円(税込)
トレチノインクリーム 0.025%
はじめての方・敏感肌の方に
2,480円(税込)
トレチノインクリーム 0.05%
標準濃度・ステップアップに
2,980円(税込)
※料金はすべて税込です。料金は変更になる場合がありますので、最新情報はご来院時にご確認ください。
※イソトロの料金は薬剤料金です。重症度に応じて服用期間が数か月に及ぶことがあり、総額は服用量・期間により異なります。別途、診察料がかかる場合があります。詳細は診察時にご案内します。
※当院では血液検査を行っておりません。イソトロをご希望の方は、かかりつけのクリニックで血液検査を受けてからお越しください(検査費用は当院の料金には含まれません)。
※ハイドロキノン・アゼライン酸・各施術の料金はメニュー・料金ページをご覧ください。
ご予約から処方までの流れ
- 【イソトロをご希望の方】ご来院前の血液検査:当院では血液検査を行っておりません。かかりつけのクリニックで血液検査を受け、イソトレチノインを処方しても問題ないか確認をしてからお越しください。検査結果がわかるもの(結果票など)をお持ちいただくと、診察がスムーズです。
- ご予約:LINE・Web予約(24時間受付)・お電話からご予約ください。
- ご来院・問診票のご記入
- 皮膚科医の診察:お肌の状態・にきびの重症度・既往歴・服用中のお薬・妊娠の可能性などを確認し、外用薬・施術・内服のうち適した治療をご提案します。イソトロをご希望の方は、血液検査の結果もお伺いします。
- 説明と同意:使い方・副作用・注意点(イソトロの場合は避妊の必要性や、併用できない薬・施術も含みます)をご説明し、ご納得いただいてから処方します。
- 処方・お渡し・お会計:トレチノインクリームは当日その場でお渡しします。
- 経過確認:トレチノインは使い始めて2〜4週間ほどで経過を確認し、濃度や使い方を調整します。イソトロは服用中も定期的にご来院いただき経過を確認します。服用中の血液検査も、かかりつけのクリニックで定期的に受けてください。反応や体調の変化が気になるときは早めにご相談ください。
通院の目安
トレチノインはホームケアが中心のため、毎日通う必要はありません。1〜2か月に1回程度、経過確認と追加処方のためにご来院いただくのが一般的です。3か月ほど使用したあとは、肌を休ませる休薬期間を設けたり、使用頻度を減らした維持療法に切り替えたりします。長期にわたって連用する場合は、医師の管理のもとで行います。
イソトロは、にきびの重症度や経過によって異なりますが、一般的に数か月単位(4〜6か月程度)のコースになります。服用中は定期的に通院していただき、経過を確認しながら医師が服用量を調整します。服用中の血液検査も、かかりつけのクリニックで定期的に受けてください。数値の異常や体調の変化があった場合は服用を中止し、当院へご連絡ください。
🔗 公式ページ
20. 未承認医薬品に関する重要事項(医療広告ガイドラインに基づく開示)
当院で処方するイソトロ(イソトレチノイン)とトレチノインクリームは、いずれも日本国内で承認されていない医薬品を用いた自由診療です。処方前に医師が診察を行い、リスクや注意点をご説明したうえで、ご納得いただいてから処方します(インフォームドコンセント)。
イソトロ(イソトレチノイン)20mg[内服]
- ① 未承認医薬品であること:イソトロ(イソトレチノイン)は、日本国内では医薬品として承認されていません。
- ② 入手経路:本剤は、医師の判断のもと個人輸入により入手しています。個人輸入において申請等の手続きが行われた医薬品です。
- ③ 国内承認医薬品の有無:日本国内では、イソトレチノイン内服薬として承認された同一の医薬品はありません。
- ④ 諸外国における安全性等に係る情報:イソトレチノインは欧米等で承認・使用されています(米国では1982年に重症ニキビの治療薬として承認)が、催奇形性をはじめとする重大な副作用が知られており、各国で厳格な管理下で使用されています(米国の管理プログラム「iPLEDGE」など)。
- ⑤ 重大な副作用:催奇形性、肝機能障害、脂質代謝異常、皮膚・粘膜の乾燥等が報告されています。気分の変化(抑うつなど)についても注意喚起されています。
- ⑥ 医薬品副作用被害救済制度の対象外:本剤の使用により生じた健康被害については、公的な医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。
トレチノインクリーム 0.025%/0.05%[外用]
- ① 未承認医薬品であること:当院で処方するトレチノインクリームは、外用薬として日本国内で医薬品としての承認を受けていません。
- ② 入手経路:医師の判断と責任のもと、医薬品医療機器等法に基づき海外から輸入した医薬品です。
- ③ 国内承認医薬品の有無:トレチノインを有効成分とする外用薬で、シミ・小じわ・ニキビを効能とする国内承認薬はありません。ニキビ治療に関しては、同じレチノイド系の外用薬としてアダパレン(ディフェリン)が国内で承認されています。
- ④ 国内承認薬との違い:アダパレンはニキビのみを適応とし、ニキビ跡の色素沈着やシミ・小じわは対象外です。トレチノインは活性がより高く、光老化や色素斑に対する海外の臨床研究がある一方、刺激も強くなる傾向があります。
- ⑤ 諸外国における安全性等に係る情報:米国では1970年代からニキビ治療薬として、1990年代からは光老化の治療薬としてFDA(米国食品医薬品局)に承認されています。主な副作用として、塗布部の赤み・皮むけ・乾燥・刺激感や、紫外線に対する感受性の上昇が知られています。
- ⑥ 医薬品副作用被害救済制度の対象外:未承認医薬品のため、万一重篤な健康被害が生じた場合でも「医薬品副作用被害救済制度」の対象にはなりません。
個人輸入された医薬品等のリスクについては、厚生労働省のウェブサイト(https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/)をご確認ください。本治療は自由診療(自費診療)であり、効果には個人差があります。詳細は医師の診察時に十分な説明を受けたうえでご判断ください。
21. ティファクリニック横浜院で相談するメリット・診察体制
皮膚科医がにきびの重症度を判定
お肌のお悩みは皮膚科医・美容皮膚科医の花岡弘太郎医師(横浜院 院長・管理医師)が診察します。湿疹や皮膚疾患の有無を確認し、外用薬・施術・内服のどれが適しているかを見極めてから処方します。
外用薬・内服・施術を一か所で
トレチノイン・アゼライン酸・ハイドロキノンなどの外用薬、イソトロ(イソトレチノイン)の内服、ピーリング・ダーマペン・光治療などの施術を、お悩みと予算に合わせて組み合わせます。
横浜駅から徒歩1分・地下直結
JR横浜駅西口から地下街(ジョイナス)を通ってエキニア横浜へ。雨の日も傘なしでお越しいただけます。
明瞭な料金・追加請求なし
カウンセリングでホームページにない追加請求が発生することはありません。
LINEで気軽に経過相談
「赤みが強い」「皮むけが気になる」「服用中の乾燥がつらい」といった治療中のお悩みも、LINEからご相談いただけます。
予約優先制・土日も診療
月・水・金・土・日の10:00〜19:00(最終受付18:30)に診療。お仕事帰りや週末にも通いやすい体制です。
カウンセリング・診察体制
当院では、美容看護師によるカウンセリングと、皮膚科医・美容皮膚科医 花岡弘太郎医師(横浜院 院長・管理医師)による丁寧な診察を行っています。ご相談内容によって担当が分かれますので、下記を参考にお選びください。
🩺 皮膚科医カウンセリング
- ニキビ・ニキビ跡・シミ・肝斑など肌トラブルのご相談
- にきびの重症度の判定、内服(イソトロ)の適応のご相談
- トレチノインなどの外用薬、イソトロの処方
- 湿疹・かぶれなど皮膚疾患の有無の確認
料金:カウンセリングのみ 3,000円(税込)/同日に施術・処方があった場合は無料
💬 看護師カウンセリング
- 施術メニュー・料金のご相談
- ニキビ跡に合った施術や組み合わせのご提案
- ダウンタイムやスケジュールのご相談
外用薬・内服薬の処方をご希望の場合は、皮膚科医の診察が必要です。
※同日に処方・施術があった場合、当日の皮膚科医カウンセリング料金は無料になります。
22. アクセス・クリニック情報
美容皮膚科ティファクリニック 横浜院
- 住所:〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目1-8 エキニア横浜 7F 705-2
- TEL:045-509-1932
- 営業日:月・水・金・土・日
- 営業時間:10:00〜19:00(最終受付18:30)
- 公式サイト:https://yokohama.tifaclinic.jp/
横浜駅からの行き方(地下ルート)
- JR横浜駅の中央南改札(左へ)または中央北改札(右へ)から西口方面へ進みます。
- 短い階段・エスカレーターでジョイナス地下1階へ下ります。
- そのまま直進し、右手の「無印良品」を通り過ぎます。
- 「OSLO COFFEE」のある十字路を右折し、「エキニア横浜」の案内に沿って7Fへお越しください。
詳しくは店舗情報・アクセスページをご覧ください。
23. 合わせて読みたい関連記事
🌤 シミ・肝斑
🔴 ニキビ・ニキビ跡
✨ 肌質改善・肌育
💊 内服・点滴・その他
24. よくある質問Q&A
違い・当院での取り扱い
トレチノインとイソトレチノインは同じものですか?
別の薬です。どちらもビタミンA誘導体(レチノイド)ですが、トレチノインは肌に塗る外用薬で、シミ・くすみ・小じわ・ニキビ・ニキビ跡などの肌質ケアに用います。イソトレチノインは口から飲む内服薬で、重症ニキビの治療に用いられ、全身に作用します。当院では、外用のトレチノインクリームと、内服のイソトロ(イソトレチノイン)20mgの両方を取り扱っています。
ティファクリニック横浜院でイソトレチノインの内服はできますか?
はい。当院では、Cipla社製のイソトロ(Isotro)20mgを自由診療で処方しています(1か月分・30カプセル:13,000円・税込)。イソトレチノインは催奇形性や肝機能・脂質への影響がある薬のため、皮膚科医がにきびの重症度や既往歴を診察して適応を判断し、避妊の必要性や副作用をご説明したうえで処方します。なお、当院では血液検査を行っておりませんので、かかりつけのクリニックで血液検査を受け、イソトレチノインを処方しても問題ないか確認をしてからお越しください。軽症〜中等症のにきびの方には、外用薬や施術など負担の小さい選択肢からご提案することもあります。
血液検査はティファクリニック横浜院で受けられますか?
申し訳ございませんが、当院では血液検査を行っておりません。イソトロ(イソトレチノイン)の処方をご希望の方は、かかりつけのクリニックで血液検査を行い、イソトレチノインを処方しても問題ないか確認をしてからお越しくださいますようお願い申し上げます。主な確認項目は肝機能(AST・ALT・γ-GTPなど)と脂質(中性脂肪・コレステロール)で、検査結果がわかるもの(結果票など)をお持ちいただくと診察がスムーズです。服用中も定期的な血液検査が推奨されるため、かかりつけのクリニックで検査を続けてください。
保険は使えますか?
イソトロ(イソトレチノイン)・トレチノインクリームはいずれも日本国内では未承認の医薬品のため、保険診療では扱えず、自由診療(自費)となります。また、未承認医薬品のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
イソトレチノイン(内服)について
イソトレチノインは本当に危ないのですか?
「管理なしで使うと危ない薬」というのが正確な表現です。催奇形性という重大なリスクと、全身に及ぶ副作用があるため、血液検査・避妊管理・服用量の調整を医師が行うことが安全性の前提になります。海外では重症ニキビの治療薬として40年以上の実績がありますが、日本では未承認の医薬品です。当院では、皮膚科医の診察と管理のもとで処方しています(血液検査は当院では行っていないため、かかりつけのクリニックでお願いしています)。
奇形のリスクはどのくらいですか?
1985年の研究では、妊娠中に曝露した154例のうち21例に奇形が確認され、特定の重大奇形の相対リスクは25.6倍と報告されています。妊娠初期の短期間の服用でも起こりうるため、服用前1か月〜中止後1か月以上の厳格な避妊が必要です。妊娠・妊活・授乳中の方は使用できません。
男性が服用しても、パートナーの妊娠に影響しますか?
精液中への移行はごく微量で、男性の服用によるパートナーの妊娠への影響は、現在のところ問題となる報告はありません。ただし、輸血を介した曝露を防ぐため、男性も服用中〜中止後一定期間は献血ができません。
イソトレチノインでうつになりますか?
症例報告はありますが、31研究のメタ解析や約7.5万人規模のコホート研究では、うつ病リスクの明確な増加は示されていません。一方で自殺念慮の増加を示唆する報告もあり、因果関係は確立していないものの、服用中に気分の変化があれば必ず処方医に伝える必要があります。精神疾患の既往がある方は処方前に申告してください。
肝臓が悪くなると聞きましたが本当ですか?
一部の方に肝酵素の軽度上昇や中性脂肪の上昇が起こります。多くは軽度で、減量や一時中止で回復しますが、これを把握するために定期的な血液検査が必要です(当院では血液検査を行っていないため、かかりつけのクリニックで受けてください)。飲酒やビタミンAサプリメントは負担を重ねるため控えます。
抜け毛は元に戻りますか?
服用量に応じて一時的な抜け毛(休止期脱毛)が起こることがありますが、中止後に回復するのが一般的で、永続的な脱毛は一般的ではありません。気になる場合は服用量の調整で対応することがあります。
イソトレチノインの効果はどのくらいで実感できますか?
個人差がありますが、服用開始から数週間〜数か月かけて徐々に改善していくことが一般的です。服用初期に一時的な悪化がみられることもあるため、自己判断で中止せず、処方医にご相談ください。
どのくらいの期間服用しますか?
にきびの重症度や経過によって異なりますが、一般的に数か月単位(4〜6か月程度)のコースになります。累積の服用量が一定に達すると再発しにくくなるとされており、医師が経過や、かかりつけのクリニックでの血液検査の結果を踏まえて服用量・期間を調整します。
一度治療すれば再発しませんか?
累積の服用量が一定に達すると再発しにくくなるとされますが、服用終了後に再発して2回目の治療が必要になる方は2〜3割程度と報告されています。治療後は外用のレチノイドなどで維持療法を続けることが再発予防の一般的な考え方です。
個人輸入で買って自分で飲んではいけませんか?
おすすめできません。血液検査・避妊管理・服用量の調整といった安全性の前提がすべて欠けるうえ、偽造品や品質不明の薬剤のリスク、救済制度の対象外という問題もあります。重症ニキビで内服が必要と考えられる場合は、通販ではなく医療機関を受診してください。当院でも、皮膚科医の診察のうえでイソトロを処方しています(血液検査は、事前にかかりつけのクリニックで受けてからお越しください)。
イソトレチノインの服用中・服用後に、脱毛やピーリング、他のにきび治療を併用できますか?
服用中〜中止後6か月程度は、レーザー脱毛・ワックス脱毛・中〜深層のピーリング・ダーマペンなどの施術を避けるのが原則とされてきました。施術の種類によってはより短い期間でも安全という報告もありますが、判断は施術を行う医師に委ねられます。また、テトラサイクリン系抗菌薬(ミノサイクリン・ドキシサイクリンなど)は併用できず、外用薬も乾燥が強くなるため医師が調整します。服用歴や併用中の治療は、必ず診察・カウンセリング時にお伝えください。
トレチノイン(外用)について
トレチノインは0.025%と0.05%、どちらから始めるべきですか?
初めての方や敏感肌の方は0.025%から、肌が比較的丈夫な方やステップアップをご希望の方は0.05%が目安です。海外の研究では、濃度を上げても効果に大きな差はなく刺激だけが増えたという報告もあるため、「濃ければ良い」というものではありません。診察時に肌状態を確認してご提案します。
皮むけや赤みは必ず出ますか?どのくらい続きますか?
多くの方に、使い始めて数日〜1週間ほどで赤み・乾燥・皮むけ(レチノイド反応)が現れます。程度には個人差がありますが、通常2〜4週間で肌が慣れて落ち着いていきます。反応が強い場合は塗る頻度を減らす・量を減らす・保湿を強化するなどの対処をしますので、無理に続けず、LINEやお電話でご相談ください。
ハイドロキノンと一緒に使ったほうがいいですか?
シミ・肝斑・炎症後色素沈着が主なお悩みの場合、トレチノイン(メラニンを排出する)とハイドロキノン(メラニンの産生を抑える)を組み合わせる処方が一般的です。ニキビや小じわが主なお悩みであれば、トレチノイン単独で始めることもあります。お悩みに合わせて医師がご提案します。
トレチノインの効果はどのくらいで感じられますか?
個人差が大きいですが、キメやくすみの変化を感じ始めるのは使用開始から4〜8週間ほど、シミ・ニキビ跡・小じわへの変化を評価するのは2〜3か月が目安です。すべての方に同様の結果が得られるわけではなく、紫外線対策や保湿などの日常のケアも結果に影響します。
トレチノインは朝に塗ってもいいですか?
トレチノインは光で分解されやすく、また使用中は紫外線の影響を受けやすくなるため、基本は夜1回の使用をおすすめしています。朝は必ず日焼け止め(SPF30〜50・PA+++以上)をお使いください。
トレチノインの使用中に、ピーリングやレーザーを受けられますか?
施術の効果を保つためのホームケアとして組み合わせることはよくあります。ただし、施術の直前・直後は刺激が重なるため、医師が休薬期間を指示します。施術をご予定の方は、必ずトレチノインを使用中であることをお伝えください。
市販のレチノール化粧品との違いは何ですか?
レチノールは肌の中で数段階の変換を経てレチノイン酸になりますが、トレチノインはレチノイン酸そのものです。生理活性は50〜100倍とされ、化粧品ではなく医薬品として医師の処方が必要になります。その分、赤みや皮むけなどの反応も出やすいため、使い方の指導を受けて使用することが大切です。
トレチノインクリームなら安全ですか?
「リスクがゼロ」ではありません。使い始めの赤み・皮むけ・乾燥(レチノイド反応)は多くの方に起こり、妊娠中・授乳中は使用できません。ただし、塗った部分にだけ働くため全身への影響や血液検査は不要で、イソトレチノインと比べると管理の負担は大きく異なります。効果には個人差があります。
共通の疑問・料金・アクセス
妊娠中・妊活中・授乳中でも使えますか?
トレチノイン(外用)・イソトレチノイン(内服)のどちらも、妊娠中・妊娠の可能性がある方・授乳中の方は使用できません。妊活中の方も、医師にご相談のうえで使用の可否や中止時期を判断してください。特にイソトレチノインは催奇形性があるため、服用前1か月〜中止後1か月以上の厳格な避妊が必要です。
使い始めにニキビが悪化することはありますか?
トレチノインでもイソトレチノインでも、使い始めに毛穴の内容物が押し出される過程などで、ニキビが一時的に増えたように感じることがあります。多くは数週間で落ち着きますが、イソトレチノインでは重症例ほど強く出ることがあり、海外では少量から開始するなどの工夫がされます。自己判断で中止せず、強い炎症を伴う場合や長引く場合はご連絡ください。
料金はいくらですか?カウンセリング料はかかりますか?
イソトロ(イソトレチノイン)20mgは1か月分(30カプセル)13,000円、トレチノインクリームは0.025%が2,480円、0.05%が2,980円です(いずれも税込)。イソトロは服用期間によって総額が異なり、別途、診察料がかかる場合があります。なお、血液検査は当院では行っておりませんので、かかりつけのクリニックで受けていただきます(検査費用は当院の料金には含まれません)。皮膚科医カウンセリングは通常3,000円(税込)ですが、同日に処方や施術があった場合は無料になります。料金は変更になる場合がありますので、最新情報はご来院時にご確認ください。
横浜駅からの行き方を教えてください。
JR横浜駅西口から地下街(ジョイナス)を通り、「無印良品」を過ぎて「OSLO COFFEE」のある十字路を右折、「エキニア横浜」7Fが当院です。徒歩約1分で、雨の日も傘なしでお越しいただけます。

横浜駅徒歩1分。にきび・ニキビ跡のご相談はお気軽に
皮膚科医の診察のうえ、あなたの肌とにきびの状態に合った無理のない治療をご提案します。
25. まとめ|「飲む」イソトレチノインと「塗る」トレチノインは、にきびの重症度に合わせて選ぶ
- 違い:イソトレチノインは飲む内服薬で全身に作用し、重症・難治性ニキビに用います。トレチノインは塗る外用薬で、シミ・くすみ・小じわ・ニキビ・ニキビ跡などの肌質ケアに用います。
- 当院での取り扱い:イソトロ(イソトレチノイン)20mg(1か月分13,000円)と、トレチノインクリーム0.025%(2,480円)・0.05%(2,980円)を取り扱っています(いずれも税込・国内未承認の医薬品)。当院では血液検査を行っていないため、イソトロをご希望の方はかかりつけのクリニックで血液検査を受け、イソトレチノインを処方しても問題ないか確認をしてからお越しください。
- 奇形:イソトレチノインの催奇形性は確立した重大なリスク。服用前後の厳格な避妊が必要で、妊娠・妊活・授乳中の方は使用できません。
- 副作用:唇・肌・目の乾燥はほぼ全員に起こります。肝酵素・中性脂肪の変動は定期的な血液検査で管理し、気分の変化は必ず医師に共有します。
- 悪化・再発:初期悪化や一時的な抜け毛が起こることがあり、終了後の再発も2〜3割で報告されています。
- 個人輸入:通販で購入し、医師の管理なしに服用することが最も危険です。
- トレチノインの使い方:濃度は「高いほど良い」わけではなく、使い始めの赤み・皮むけ(レチノイド反応)は2〜4週間で落ち着くのが一般的です。日焼け止めは必須です。
- 選び方:軽症〜中等症のニキビやニキビ跡は外用薬・施術から、重症・難治性のニキビは内服を検討。皮膚科医が重症度を診察して治療の順番をご提案します。
「イソトレチノインは危ないのか」という問いへの答えは、「管理があれば使える薬。でも、あなたのニキビに本当に必要かどうかは別の問題」です。ご自身のニキビがどの段階にあるのか、まずは皮膚科医の診察で確かめてみてください。横浜駅から徒歩1分の美容皮膚科ティファクリニック横浜院が、外用薬・施術・内服のなかから無理のない治療の順番を一緒に考えます。
本記事は美容皮膚科ティファクリニック横浜院が医療情報の提供を目的として作成したものです。施術・処方の適応やリスクについては医師の診察にてご確認ください。記載の料金は税込で、変更になる場合があります。イソトロ(イソトレチノイン)およびトレチノインクリームは国内未承認の医薬品であり、自由診療です。
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