横浜でにきび治療にイソトレチノインを検討する方へ

横浜・にきび治療|イソトレチノイン内服

横浜でにきび治療にイソトレチノインを検討する方へ|効果・副作用・料金を医師が解説

監修:鈴木和信 医師(東京医科大学 元助教授)
美容皮膚科ティファクリニック横浜院にて、皮膚科・美容皮膚科の記事を監修。
繰り返すにきび(ざ瘡)、市販薬や外用薬で改善しにくい重症のにきびにお悩みではありませんか。 にきび治療に使われるビタミンA誘導体には、塗り薬のトレチノインと、飲み薬のイソトレチノインがあります。 このうち、重症・難治性のにきびに対して世界的に高い有効性が確立されているのがイソトレチノイン内服です。 ティファクリニック横浜院では、この内服治療をご案内しています。 使用しているのは、インドの大手製薬メーカーCipla社製のイソトロ(Isotro)20mgです。 本記事では、横浜でイソトレチノインによるにきび治療をご検討中の方へ、効果・副作用・料金・注意点をわかりやすく解説します。
繰り返すにきびに悩む女性|横浜のイソトレチノイン内服治療
繰り返すにきび、外用薬や抗菌薬で改善しないにきびは、内服治療という選択肢があります。

イソトレチノインとは|にきびに効く仕組み

イソトレチノインは、ビタミンA誘導体(レチノイド)に分類される内服薬(飲み薬)です。 同じレチノイドの仲間には塗り薬のトレチノインがありますが、体の中での働き方が異なります(詳しくは次の章で比較します)。 にきびの発生には主に「皮脂の過剰分泌」「毛穴の詰まり(角化異常)」「アクネ菌の増殖」「炎症」の4つが関わりますが、 イソトレチノインの内服はこれら4つすべてに働きかける数少ない薬です。

にきびができる仕組み|皮脂の過剰分泌と毛穴のつまりの図解
にきびができる仕組み。皮脂の過剰分泌と毛穴のつまりが出発点になります。
にきびが悪化する仕組み|アクネ菌の増殖と炎症の広がりの図解
にきびが悪化する仕組み。つまった毛穴でアクネ菌が増え、炎症が広がると、赤みや腫れを伴う重いにきびへ進みます。炎症が深部に及ぶと、にきび跡(瘢痕)が残る原因になります。

なかでも特徴的なのが皮脂腺への強力な作用で、皮脂の分泌を大幅に抑えることでにきびの根本原因にアプローチします。 外用薬や抗菌薬が「使っている間だけ効く」のに対し、イソトレチノインは治療終了後も効果が続きやすく、 長期的な寛解が期待できる点が大きな違いです。

外用トレチノインと内服イソトレチノインの違い|当院が内服をおすすめする理由

にきび治療に使われるビタミンA誘導体(レチノイド)には、塗るタイプ飲むタイプがあります。 塗るタイプの代表がトレチノイン外用、飲むタイプがイソトレチノイン内服です。 どちらもにきびに有効ですが、対象となる重症度も、体の中での働き方も異なります。 当院では、重症・難治性のにきびに対してイソトレチノイン内服(イソトロ 20mg カプセル)をご案内しています。

トレチノイン外用がにきびに効く仕組み|毛穴のつまりとターンオーバーに働きかける図解
トレチノイン外用の作用。塗った部分の毛穴のつまり(角化異常)を改善し、ターンオーバーを促します。効果は塗布した範囲に限られます。

外用トレチノインと内服イソトレチノインの比較表

トレチノイン外用
(塗り薬)
イソトレチノイン内服
(飲み薬)=当院で採用
使い方患部に塗る1日1回、食後に服用
主な対象軽症〜中等症のにきび重症・難治性のにきび、繰り返すにきび
主な作用毛穴のつまり(角化異常)を改善し、ターンオーバーを促す皮脂の過剰分泌・毛穴のつまり・アクネ菌・炎症の4つすべてに作用
皮脂分泌への作用限定的皮脂腺のサイズと働きそのものを強力に抑える
作用する範囲塗った部分のみ顔・背中・胸など全身のにきびに作用
治療後の持続塗っている間の効果が中心治療終了後も効果が続きやすく、長期寛解が期待できる
ガイドライン上の位置づけ外用レチノイドとして推奨重症・瘢痕リスクのあるにきびに対して強く推奨
主な注意点赤み・乾燥・皮むけ。妊娠中は使用不可催奇形性、乾燥、肝機能・脂質の変動。定期的な血液検査が必要

内服をおすすめする3つの理由

  • ① 重症・難治性のにきびに対する位置づけが違う
    国際的な皮膚科のガイドラインでは、重症のにきび、にきび跡(瘢痕)を残すおそれのあるにきび、心理的な負担が大きいにきび、標準的な外用薬・内服抗菌薬で改善しなかったにきびに対して、内服のイソトレチノインが強く推奨されています。外用にはこの位置づけがありません。
  • ② 皮脂腺そのものに作用し、根本にアプローチできる
    外用は塗った部分の角化異常に働きかけますが、皮脂の分泌量そのものを大きく減らす作用は限定的です。一方、内服のイソトレチノインは皮脂腺のサイズと機能を著明に抑えることが確認されており、これがにきびに効く中心的なメカニズムと考えられています。
  • ③ 塗り残しなく、背中・胸のにきびにも届く
    外用は塗った部分にしか作用しませんが、内服は体の内側から作用するため、顔だけでなく背中や胸など広範囲のにきびにも対応できます。

※ 外用と内服は優劣ではなく、にきびの重症度によって適した薬が異なります。軽症〜中等症であれば外用が第一選択となることもあります。 なお、トレチノイン外用・イソトレチノイン内服はいずれも日本国内では未承認です。 国内で承認された外用薬(アダパレン等)による治療が適している場合もありますので、まずは診察でご相談ください。

にきびに対する有効性のエビデンス

イソトレチノインは1980年代から40年以上にわたり使用され、多くの臨床研究で有効性が報告されています。 重症のにきびに対しては、標準的な治療コース(一般に累積投与量120〜150mg/kg程度が目安とされます)を通じて、 大多数の患者でにきびがほぼ消失したという報告があります。

重要なのは治療後も効果が持続しやすい点です。国際的な皮膚科のガイドラインでも、 重症の結節性・嚢腫性にきびや、にきび跡(瘢痕)を残すリスクが高いにきび、他の治療で効果が不十分なにきびに対する 有力な選択肢として位置づけられています。

プラセボ対照試験(Peck 1982)の結果

イソトレチノイン内服のエビデンス|Peck 1982のプラセボ対照試験の結果図解
イソトレチノイン内服のプラセボ対照試験(Peck 1982)の結果。

治療抵抗性の嚢腫性・集簇性にきびの患者33人を対象としたランダム化二重盲検試験では、 プラセボを投与された17人で嚢腫性病変が57%増加(悪化)した一方、 最初からイソトレチノインを投与された16人は95%改善しました。 悪化のためイソトレチノインへ切り替えた16人でも98%改善し、 治療を受けた32人のうち27人(約84%)がにきびの完全消失に至っています。 皮膚生検と皮脂分泌量の測定では、皮脂腺のサイズと働きが著明に抑えられていることが確認されました。

  • 重症・難治性にきびに対する高い有効性が確立
  • 皮脂分泌を強力に抑制し、根本原因にアプローチ
  • 治療後も効果が持続し、長期寛解が期待できる
  • にきび跡(瘢痕)が残る前の段階で炎症を抑えることが期待できる

※ 効果には個人差があります。再発する場合もあり、その際は再治療が検討されます。

こんな方におすすめ(適応)

  • 外用薬・抗菌薬・保険診療のにきび治療で十分な改善が得られなかった方
  • 結節・嚢腫を伴う重症のにきびがある方
  • にきびを繰り返し、にきび跡を残したくない方
  • 皮脂が多く、脂性肌に伴うにきびにお悩みの方
服用できない方・注意が必要な方
妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性がある方、近く妊娠を希望される方は服用できません。 肝機能障害や脂質代謝異常のある方、他に内服中のお薬がある方は、必ず診察時に医師へお伝えください。

イソトロ(Isotro)20mgについて

イソトロ(Isotro)20mg|イソトレチノイン内服カプセル 30カプセル入り
イソトロ(Isotro)20mg|イソトレチノインを主成分とする内服カプセル(30カプセル入り)
製品名Isotro(イソトロ)20mg
主成分イソトレチノイン
容量20mg/カプセル
規格30カプセル/箱
製造国インド
メーカーCipla(シプラ)社

イソトロは、イソトレチノインを主成分とする内服カプセルです。 本剤は日本国内では未承認の医薬品であり、当院では医師の判断のもと個人輸入により入手しています(詳細は記事末尾の注意事項をご確認ください)。

服用方法

1日1回、食後に服用します。イソトレチノインは脂溶性で、食事と一緒にとることで吸収が高まるため、食後の服用が推奨されます。 投与量や服用期間は、にきびの重症度・体重・経過に応じて医師が調整します。自己判断での増減・中止は行わないでください。

イソトロをおすすめする理由

  • 供給が安定している
    流通が安定しており、欠品によって治療が途中で止まるリスクが低い点は、一定期間の継続が前提となるイソトレチノイン治療において大きなメリットです。
  • 大手製薬メーカーCipla社製
    Cipla社はインドを代表する大手製薬メーカーのひとつで、世界各国に医薬品を供給しています。
  • 品質の安定性
    大手メーカーによる製造のため、品質のばらつきが少なく安定していることが期待できます。

料金

メニュー内容料金(税込)
イソトロ 20mg1ヶ月分(30カプセル)7,700円

※ 上記は薬剤料金です。実際の治療では、重症度に応じて服用期間が数ヶ月に及ぶことがあり、総額は服用量・期間により異なります。 別途、診察料・血液検査費用がかかる場合があります。詳細は診察時にご案内します。

横浜でにきびのイソトレチノイン治療をご検討の方へ
まずは医師にご相談ください。LINE・Web・お電話でご予約いただけます。

副作用・服用時の注意点

【最重要】催奇形性について
イソトレチノインを妊娠中に服用すると、高い確率で胎児に重い先天異常が生じる可能性があります。 妊娠可能な方は、服用前・服用中・服用終了後も一定期間、確実な避妊が必須です。妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性がある方は服用できません。

比較的よくある副作用

  • 唇・皮膚・目・鼻粘膜の乾燥(ほとんどの方に起こります)
  • 皮膚が敏感になる、日光に対して過敏になる
  • 服用初期に一時的なにきびの悪化がみられることがある

注意してモニタリングする項目

  • 肝機能・中性脂肪(コレステロール)値の上昇 → 血液検査で定期的に確認します
  • 気分の変化 → 変化を感じた場合は医師にご相談ください
  • 服用中の献血、ビタミンA製剤の併用、一部の抗菌薬との併用は避けてください

副作用の程度には個人差があります。異変を感じた場合は服用を続けず、当院へご連絡ください。

治療の流れ・ご予約

ご予約 → 医師による診察・カウンセリング → 必要に応じた血液検査 → 処方・服用開始 → 定期的な経過観察、という流れで進めます。 まずは診察で、にきびの状態やご希望をお聞かせください。

よくある質問

効果はどのくらいで実感できますか?
個人差がありますが、服用開始から数週間〜数ヶ月かけて徐々に改善していくことが一般的です。服用初期に一時的な悪化がみられることもあります。
どのくらいの期間服用しますか?
にきびの重症度や経過によって異なり、一般的に数ヶ月単位のコースになります。医師が経過を見ながら調整します。
保険は使えますか?
イソトレチノインは日本国内では未承認のため、保険診療では扱えず、自由診療(自費)となります。
塗り薬のトレチノインとの違いは何ですか?
トレチノインは外用(塗り薬)で、塗った部分の毛穴のつまりを改善しターンオーバーを促します。軽症〜中等症のにきびが主な対象です。一方イソトレチノインは内服(飲み薬)で、皮脂腺そのものの働きを抑え、皮脂・つまり・アクネ菌・炎症の4つすべてに作用します。重症・難治性のにきびに対して国際的なガイドラインで強く推奨されているのは内服です。
他のにきび治療と併用できますか?
外用薬やピーリングなどとの組み合わせは、状態により調整が必要です。併用中の治療がある場合は診察時にお伝えください。
まずはお気軽にご相談ください
美容皮膚科ティファクリニック横浜院
美容皮膚科ティファクリニック 横浜院
住所:〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目1−8 エキニア横浜 7F 705-2
TEL:045-509-1932
診療日:月・水・金・土・日
診療時間:10:00〜19:00(最終受付18:30)
公式サイト:https://yokohama.tifaclinic.jp/
【未承認医薬品等の使用に関する注意事項(自由診療)】
未承認医薬品であること:イソトロ(イソトレチノイン)は、日本国内では医薬品として承認されていません。
入手経路:本剤は、医師の判断のもと個人輸入により入手しています。個人輸入において申請等の手続きが行われた医薬品です。
国内承認医薬品の有無:日本国内では、イソトレチノイン内服薬として承認された同一の医薬品はありません。
諸外国における安全性等に係る情報:イソトレチノインは欧米等で承認・使用されていますが、催奇形性をはじめとする重大な副作用が知られており、各国で厳格な管理下で使用されています。
重大な副作用:催奇形性、肝機能障害、脂質代謝異常、皮膚・粘膜の乾燥等が報告されています。
医薬品副作用被害救済制度の対象外:本剤の使用により生じた健康被害については、公的な医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。
・本治療は自由診療(自費診療)です。効果には個人差があります。詳細は医師の診察時に十分な説明を受けたうえでご判断ください。