小じわ・ちりめんじわとの違いは? 「笑ったときだけ出る」「無表情でも残る」「目元に細かい線が増えた」など、 しわの“見え方”から治療の考え方を横浜の美容皮膚科が解説します。
- 眉間に縦線が入り、不機嫌そうに見える
- 眉を上げるとおでこに横じわが何本も出る
- 最近、無表情でも額の線が残るようになった
- 笑うと目尻に放射状のしわが出る
- 目の下に細かいしわ・ちりめん状の線がある
- ファンデーションが目元の細い線に入り込む
- 保湿しても目元の小じわが気になる
- ボトックスと肌質治療のどちらが自分に合うのかわからない
眉間・おでこ・目尻・目の下は、すべて「しわ」ができやすい場所ですが、 同じ方法で治療するわけではありません。
特に重要なのが、表情を動かしたときに深くなる線なのか、 無表情でも残っている線なのか、皮膚表面に細かく広がる線なのかという違いです。
しわ全般の原因、ほうれい線・口元・首を含む治療方法、 ボトックス・ヒアルロン酸・HIFUなどを横断的に比較したい方は、 「しわ改善・しわ治療を横浜で受けるなら」 を先にご覧ください。
まずは鏡でチェック|しわを3ステップで見分ける
しわの治療を考えるときは、「どこにあるか」だけでなく いつ、どのように見えるかを確認することが重要です。
鏡の前で眉・額・目元の力を抜きます。 この状態でも線がはっきり残っているか確認してください。
眉を寄せる、眉を上げる、自然に笑うという3つの表情を作ります。 このときだけ急に深くなる線は、表情筋の動きとの関連が強い可能性があります。
目の下などに1本の深い線ではなく、細かな線が多数広がっている場合は、 小じわ・ちりめんじわとして肌表面の状態も含めて考えます。
※このセルフチェックだけで診断することはできません。 実際の治療適応は、皮膚の状態・筋肉の動き・まぶたや眉の位置などを診察して判断します。
| 見え方 | 考えやすい状態 | よくみられる場所 |
|---|---|---|
| 表情を作った瞬間に深くなる | 表情筋の動きが関係するしわ | 眉間・おでこ・目尻 |
| 無表情でも線が残る | 繰り返す表情や皮膚変化が重なった状態 | 眉間・おでこ・目尻 |
| 細い線が多数みえる | 小じわ・ちりめんじわ | 目の下・目尻・口周囲など |
| 影・膨らみと一緒に見える | しわ以外の目元変化が混在している可能性 | 目の下 |
眉間のしわ|「縦じわ」が目立つ理由
眉間のしわは、眉を中央へ寄せる動作などによって目立ちやすくなります。 考え事をするとき、まぶしいとき、パソコンやスマートフォンを見るときなど、 無意識に眉間へ力を入れている方もいます。
眉間に縦線が出る場合
眉を寄せた瞬間だけ縦線が強く現れ、 顔の力を抜くとほとんど見えなくなる場合は、 表情筋の動きが大きく関係していると考えます。
このような表情ジワでは、 ボツリヌストキシン製剤によって筋肉の過剰な収縮を一時的に弱め、 しわを目立ちにくくする方法が選択肢となります。 変化には個人差があります。
無表情でも眉間の線が残る場合
長期間にわたって同じ場所へ折れ目が繰り返し生じると、 表情を戻しても線が残ることがあります。
この場合は「筋肉を動かしたときのしわ」だけを見るのではなく、 線の深さや皮膚表面の状態も確認して治療方針を考えます。
「眉を寄せたときだけ出る」のか、 「力を抜いても残っている」のかを確認すると、 治療を考える際の重要な手掛かりになります。
おでこ・額のしわ|横線が出る人は眉の動きも確認
おでこの横じわでは、額にある前頭筋の動きが大きく関係します。 眉を上げたときに横方向の線が何本も現れるのが典型的です。
「目を開くときに眉も上がる人」は特に確認が必要
額の筋肉は単に「しわを作る筋肉」ではありません。 眉を上方向へ動かす役割もあります。
人によっては、目を大きく開こうとするときに 無意識に額の筋肉を使って眉を持ち上げています。
そのため、額の表情ジワへボツリヌストキシン製剤を使用する際は、 しわの本数だけでなく、眉の高さ・まぶたの状態・普段の目の開け方・額の筋肉の使い方 などを確認することが重要です。
筋肉の動きを抑えすぎると、眉を上げにくい、まぶたが重く感じるなどの変化が生じる場合があります。 注入位置・量・適応は診察によって判断します。
おでこのしわが無表情でも残る場合
眉を上げていない状態でも横線が見える場合は、 表情による折れ目が定着しているだけでなく、 肌のハリ低下や光老化など皮膚側の変化が重なっていることがあります。
その場合は、筋肉への治療だけでなく、 肌質を整える治療を検討する場合もあります。
目尻のしわ|笑ったときの「放射状の線」をチェック
笑ったときに目尻から外側へ向かって放射状に広がる線は、 一般に「カラスの足跡」とも呼ばれます。
目の周囲には眼輪筋があり、笑ったり目を細めたりする際の動きによって 目尻の皮膚へ折れ目ができます。
笑ったときだけ目立つ場合
無表情ではほぼ目立たず、笑顔になった瞬間に線がはっきりする場合は、 動きによるしわの要素が強いと考えます。
ボツリヌストキシン製剤は、 眉間・額とともに目尻の表情ジワで検討される代表的な方法の一つです。
上顔面のボツリヌストキシン治療については、 額・眉間・目尻それぞれで筋肉の動きを評価し、 個人ごとに治療を調整する重要性が専門家コンセンサスでも指摘されています。
参考:
SAMCEP Society consensus on the treatment of upper facial lines with botulinum neurotoxin type A
※研究結果は一般的な医学情報であり、当院での施術結果を保証するものではありません。
笑っていなくても線が残る場合
笑っていないときにも細かな線が残る場合は、 表情筋だけではなく、皮膚そのもののハリや質感なども確認します。
「動きによる目尻ジワ」と「皮膚表面の小じわ」が 同じ場所に重なっていることも珍しくありません。
目の下のしわ|目尻とは同じではありません
「目元のしわ」と一括りにされやすいのですが、 目尻と目の下では、しわの見え方も治療の考え方も異なります。
下まぶたの皮膚はほかの部位とは特徴が異なり、 紫外線、加齢、皮膚の状態など複数の要因によって 細かな線が目立つことがあります。
目の下のしわについては、解剖学的特徴や加齢・紫外線など複数因子を評価する必要があることが
医学レビューでも述べられています。
参考:
Clinical Assessment, Diagnosis, and Management of Infraorbital Wrinkles and Pigmentation
※研究結果は一般的な医学情報であり、個々の治療結果を保証するものではありません。
目の下に細かい線が多数ある
1本の深い溝というより、細かな線が何本も並んで見える場合は、 小じわ・ちりめんじわとして肌表面の状態を中心に考えることがあります。
笑ったときに目の下にも線が増える
目の周囲の筋肉の動きによって、笑顔のときだけ目の下の線が増える方もいます。 ただし目周囲は解剖学的に慎重な評価が必要な部位であり、 「目の下のしわ=ボトックス」と単純に判断することはできません。
しわではなく「影・クマ・ふくらみ」の可能性も
目の下は、しわだけでなく、色調、凹み、ふくらみ、影などが 見た目に大きく影響する場所です。
細い線だと思っていたものが実際には目の下の凹凸による影を伴っているなど、 複数のお悩みが混在することがあります。
小じわ・ちりめんじわとは?「深い1本の線」との違い
小じわ・ちりめんじわとは、 目元などの皮膚表面に細かな線が多数みえる状態を表現する際によく使われる言葉です。
「眉間に1本深く入る線」や 「おでこに表情を作ると現れる横じわ」とは見え方が異なります。
特定の場所に比較的はっきりした線が入り、 表情の動きによって深くなるタイプです。
細く浅い線が複数みえ、 肌表面の質感として認識されやすいタイプです。
乾燥すると小じわが目立ちやすくなることがあります
肌表面の水分状態によって、 細かな線の見え方が変わることがあります。 保湿によって一時的に目立ちにくくなる細かな線もあります。
一方で、保湿だけでは変化しにくい小じわでは、 光老化や皮膚のハリ低下なども考慮します。
米国皮膚科学会(AAD)でも、日常的な紫外線対策と保湿は 肌老化対策の基本として案内されています。
参考: American Academy of Dermatology:Wrinkle remedies
小じわは「皮膚全体を整える」という考え方も
細かな小じわでは、1本の線だけを消すというより、 肌のキメ・ハリ・乾燥感・質感などをまとめて評価することがあります。
当院では状態に応じて、 ダーマペン、肌育注射、スキンボトックスなど 肌質へアプローチする治療についてもご相談いただけます。
表情ジワ?小じわ?自分では判断しにくい方へ
同じ目元でも、筋肉・皮膚・たるみなど原因によって治療方法が変わります。 「何を受けるか」より先に、どこが原因なのかを確認することが大切です。
「表情ジワ+小じわ」のように複数タイプが重なることもあります
実際の顔では、しわが一種類だけ存在するとは限りません。
例えば目尻では、 笑ったときに筋肉の動きで現れる線と、 無表情でも残る細かな小じわが同時にみられることがあります。
おでこでも、 眉を上げたときにできる横じわに加え、 同じ部分へ無表情でも線が残っている場合があります。
筋肉の動きを調整する治療と、 皮膚表面の状態へアプローチする治療は目的が異なります。 必要に応じて治療の優先順位を決めます。
眉間・おでこ・目尻・目の下|治療選びの考え方
| お悩み | 確認するポイント | 治療候補の例 |
|---|---|---|
| 眉間の縦じわ | 眉を寄せたときに強くなるか | ボツリヌストキシン製剤など |
| おでこの横じわ | 眉を上げる癖・まぶた・眉の位置 | ボツリヌストキシン製剤など |
| 笑ったときの目尻ジワ | 無表情では消えるか | ボツリヌストキシン製剤など |
| 目の下の細かな線 | 乾燥・皮膚のハリ・表情との関係 | 肌質治療・肌育治療など |
| 小じわ・ちりめんじわ | 細かな線が面として広がっているか | 肌育治療・ダーマペン等 |
| 目元のしわ+たるみ | 皮膚のゆるみを伴っているか | HIFU等を含めて検討 |
これは一般的な考え方であり、 実際には顔立ち、筋肉の強さ、皮膚の厚み、左右差、 過去の施術歴などによって適応が異なります。
ほうれい線、口元、首なども含めた治療選びについては、 しわ改善・しわ治療の総合ガイド で詳しく解説しています。
関連する施術の料金|ティファクリニック横浜院
本記事の内容と関連性が高いメニューのみ掲載します。 しわ治療全体の料金比較については総合記事をご覧ください。
| 施術 | 料金(税込) | 主な相談例 |
|---|---|---|
| ボトックス(コアトックス)50単位 | 初回 12,000円 | 眉間・おでこ・目尻などの表情ジワ |
| ボトックス(コアトックス)50単位 | 通常 14,000円 | 表情ジワなど |
| ダーマペン | 1回 17,000円 | 小じわ・キメ・毛穴・肌質など |
| ヴェルベットスキン | 1回 21,000円 | 肌質・なめらかさなど |
| ダーマペン×肌輝(kiki)エクソソーム | 1回 29,800円 | しわ・肌質・ターンオーバー等 |
| HIFU | 1,000shot 6,000円 | たるみを伴う場合など |
※料金は税込です。治療の適応・必要量は診察によって異なります。
※料金は変更になる場合があります。最新情報は
メニュー・料金表
をご確認ください。
眉間・額・目周りの治療で特に知っておきたい副作用・注意点
ボツリヌストキシン製剤
注射部位の痛み、赤み、腫れ、内出血、頭痛などが生じることがあります。
眉間・額・目周囲では、薬剤の作用や拡散によって、 眉が上がりにくい、まぶたが重く感じる、 左右差、表情の違和感などが生じる場合があります。
まれに筋力低下、視覚の問題、嚥下・会話・呼吸に関する症状、 アレルギー反応などが起こる可能性があります。 異常を感じた場合は医療機関へご連絡ください。
ダーマペンなどの肌質治療
赤み、熱感、ヒリつき、乾燥、皮むけ、出血、内出血、 色素沈着、感染などが起こる場合があります。
特に目周囲は皮膚が薄いため、 施術範囲や治療方法について慎重に判断します。
肌育注射・注入治療
注射時の痛み、赤み、膨疹、腫れ、内出血、 感染、製剤によっては硬結・結節などが生じる可能性があります。 製剤ごとに国内承認状況やリスクが異なります。
当院で使用しているCoretox(コアトックス)は海外で承認・流通している A型ボツリヌストキシン製剤ですが、日本国内では未承認の医薬品です。 当院では正規の輸入ルートを通じて入手しています。 国内にはA型ボツリヌス毒素を成分とする承認製剤がありますが、 製品・承認された効能・使用方法等は異なります。 国内未承認医薬品による治療は、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。 詳細は診察時にご説明します。
妊娠中・授乳中の方、治療部位に感染や強い炎症がある方、 神経・筋疾患がある方、治療に影響する薬剤を使用中の方、 直近に同部位へ別の美容施術を受けた方などは、 施術を受けられない、または時期を調整する場合があります。
自宅でできる小じわ対策
美容医療だけでなく、 日常の紫外線対策と保湿も小じわ・光老化対策の基本となります。
額・目元は紫外線を受けやすい場所です。 日焼け止め、帽子などを用いて紫外線曝露を減らします。
乾燥すると細かな線が目立ちやすくなることがあります。 刺激の少ない保湿剤を肌状態に合わせて使用します。
クレンジングや洗顔時に目元を強くこすることは避け、 摩擦を抑えることが大切です。
かゆみ、赤み、湿疹などを伴う場合は、 単なる美容上の小じわではなく皮膚疾患が関係する可能性があります。
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眉間・おでこ・目元・小じわについてよくある質問
まとめ|部位ではなく「動かしたときの見え方」まで確認しましょう
眉間・おでこ・目尻・目の下のしわは、 すべて同じ原因で生じるわけではありません。
- 眉を寄せると出る眉間の縦じわ → 表情筋との関連を確認
- 眉を上げると出る額の横じわ → 額だけでなく眉・まぶたの動きも確認
- 笑ったときに出る目尻のしわ → 眼輪筋など表情との関連を確認
- 目の下の細かな線 → 肌質・乾燥・表情・たるみなどを確認
- 小じわ・ちりめんじわ → 1本の線ではなく肌表面全体を評価
特に目元では、表情ジワ・小じわ・たるみ・クマなどが 同時に存在していることがあります。 施術名から選ぶのではなく、 まず「何がしわを目立たせているのか」を確認することが重要です。
横浜で眉間・おでこ・目元のしわをご相談ください
表情ジワなのか、小じわなのか、 複数の原因が重なっているのかを確認しながら治療方法をご案内します。
ティファクリニック横浜院|カウンセリング・アクセス
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美容皮膚科ティファクリニック横浜院 院長/管理医師
本記事は一般的な医療情報の提供を目的としています。 施術の適応・効果・副作用には個人差があります。 実際の治療方針は診察のうえで判断します。
本記事は美容皮膚科ティファクリニック横浜院が医療情報の提供を目的として作成したものです。 診断・治療結果を保証するものではありません。 施術の適応・リスク・副作用については医師の診察にてご確認ください。 料金・メニューは変更になる場合があります。
