LDM 持続時間ガイド【保存版】|“最初は集中”+HIFU(ハイフ)併用で長持ちをねらう
監修
元東京医科大学助教授 医師 鈴木和信
この記事で分かること
「LDMってどれくらい持つの?」、「HIFUと組み合わせると効果は変わるの?」――そんな疑問にティファクリニック横浜院が答えます。
当院では、LDM(水滴リフティング(他院では水玉リフティング))とHIFUを組み合わせることで、即効性と持続性を兼ね備えた美肌・リフトアップ施術を実現。
本記事では、LDM 持続時間の目安、HIFUとの相乗効果、施術ペース、料金プランまで詳しく解説します。
1.結論
- ニキビ:短期集中施術後もしばらくゆっくり良くなり続け、最長で約22か月よい状態が続いた例があります。
- セルライト(ボディ):短期集中施術後の効果は平均で約8か月、さらに18か月に渡り効果が続きさらに良くなる例があります。
持続期間を最大化するなら、最初の2か月は“短期集中”が正解。 2週おき×4回で肌の土台を整え、その後は月1回メンテで無理なくキープ。
直後は質感が整い(赤み・むくみ・うるおい)、続けるほどハリ・毛穴・キメまで底上げ——即効性と持続性の両取りが狙えます。
「どれくらい続く? なぜ“初期集中”が効くの?」——この先で理由と期間の目安をわかりやすく解説します。
2.LDMってどんな施術?
LDM(Local Dynamic Micro-massage)は、1MHz/3MHz/10MHz/17MHzといった複数の超音波周波数をミリ秒単位で高速に切り替えながら照射し、肌表面から真皮層までを細胞レベルで“局所ダイナミックマイクロマッサージ”する特許技術です。
この施術は、
- HSP(ヒートショックプロテイン)の増加による傷んだ細胞やコラーゲンを修復
- MMP(コラーゲン分解酵素)の抑制(増えすぎると肌のハリが失われる)による老化防止
- リンパ循環の改善によるむくみや赤み軽減
LDMの微細な振動は、表皮リンパや毛細血管をやさしく刺激して、皮膚内の血流とリンパの流れを促します。
その結果、肌の組織内に滞った余分な水分や老廃物の排液が進み、むくみ・赤みが落ち着き、トーン(くすみ)の改善につながります。
さらに超音波刺激でHSPが増えて傷んだタンパク質やコラーゲンの修復が進み、同時にMMPの働きが抑えられてコラーゲンが壊れにくくなるため、「肌をつくる力」を高めつつ「壊す力」を抑える理想的な状態をつくります。

3.お悩み別、効果の“持続”と“施術目安”
1)ハリ感・小じわ・毛穴など“肌質”の若返り
肌の質感アップ
小じわやハリ不足、毛穴の開きといった表面の気になる悩みを改善し、なめらかで若々しい肌を目指します。
- とくに3/10 MHzのデュアル周波数は、表皮~浅い真皮を狙いやすく、キメ・ツヤ(質感)・毛穴の目立ち・ちりめんジワの底上げに向きます。
- いわゆる“深いリフトアップ”治療ではなく、浅層の肌質改善が主眼です。
回数の目安と実感
- 週1回で4回 → その後は月1回程度のメンテで質感をキープ。
- 直後にふっくら見える“即時効果”が出ることもありますが、回を重ねるほど均一感が増すタイプの施術です。
期待値と注意点
- フェイスラインの“引き上げ”は得意分野ではないため、HIFU(ハイフ)と併用すると合理的です。
- 敏感肌にも用いられますが、直後は強いピーリングや攻めの外用は控えるのが無難。
2) 炎症性ニキビの改善
炎症性ニキビについて
赤く腫れて痛みを伴うようなニキビを落ち着かせ、再びできにくくするためのお手入れです。
- LDMの高速切り替え超音波で浅い層の炎症やむくみを鎮め、赤み・痛み・膿疱(ぷつっとしたニキビ)を落ち着かせます。
- 毛穴詰まり(白・黒ニキビ)そのものを“溶かす”治療ではないため、外用薬や角質ケアとの併用が現実的です。
回数の目安と実感
- 週1回で合計6回。
- 報告では最終時点で約74%改善、治療後のフォロー期間に約90%まで改善が進む例がみられました。
- 治療を繰り返すことで肌の調子が整い、その後は自然に良くなっていく流れが続くと報告されています。22か月(約2年)後でも追加の改善が見られ、効果が長く持続していました。
- 副作用としては、治療後に赤みが一時的に出る(1時間以内に消える程度)くらいで、安全性も高いとされています。
期待値と注意点
- 嚢胞性など重症ニキビでは単独だと不十分なことも。
- 妊娠・授乳中、植込み型電子機器がある方などは必ず医療者に相談を。
3) セルライトの外観改善
ボディケア(太ももやお尻)
セルライトによるデコボコ感を和らげ、太ももからお尻にかけての肌を引き締めて、なめらかな印象に整えます。
- トリプル周波数(1/3/10 MHz もしくは 3/10/19 MHz)で、皮膚表面とごく浅い脂肪層の“ゆるみ”に働きかけ、波打つ凹凸をなだらかに見せます。
- 脂肪そのものを減らす治療ではない点は押さえてください。
回数の目安と実感
- 集中的に8回施術が一つの目安。
- 写真評価だけでなく、エラストグラフィ(硬さの客観測定)でも真皮・浅層脂肪の“張り”増加が示されています。
- 集中ケア後の効果はおよそ8か月ほど実感しやすく、その後も1年半近く追跡しても維持、あるいはさらに良くなっていく例が報告されています。
期待値と注意点
- 目標は“消す”より“目立ちにくくする”。体重の安定・軽い運動・むくみ対策を合わせると持続が良好です。
- 写真で前後比較を取り、進捗を可視化するのがおすすめ。
なぜ「最初は集中的に」がおすすめ?
理由はシンプル:「効きを早くつかまえて、定着させる」ため。
体の反応が“積み上げ型”
LDMはミリ秒ごとに周波数を切り替え、浅い層から深い層まで同時に働きかけます。
炎症を落ち着かせ、組織の質を整える変化は、回数を重ねるほどクセづけされ、短期集中施術後もしばらく改善上向きが続きやすい(ニキビ・セルライトで追跡時にさらに改善)。
最初は短期集中 → 変化を定着 → その後はゆるメンテで長持ち。


※効果や必要回数には個人差があります。
4.LDMとHIFUの相乗効果
当院は「LDMで表層を整える」+「HIFUで深部をリフト」の組み合わせを推奨しています。
1) まず肌を“整えてから”引き上げると、仕上がりが安定します
LDMは、表皮から真皮にかけての肌質を整えることに優れており、ハリやうるおいを補いながら、余分な水分や老廃物の排出を促進し、炎症気味の肌を落ち着かせることで、肌コンディションを均一に整えます。こうした“下準備”を行うことで、その後に施すHIFU(SMAS層を土台からリフトする施術)のエネルギーが狙いどおりに届きやすくなり、引き上げ効果の安定感にもつながります。
2) 即効性(LDM)と持続性(HIFU)の“橋渡し”ができるから
LDMは施術直後からツヤ・ハリ・むくみ軽減などの即時変化が出やすく、HIFUは数週間〜数か月かけて土台から引き上げ効果が成熟していきます。
先にLDMを行うことで“今すぐ見た目を整えつつ”、HIFUのリフトが立ち上がるまでの期間も美肌・引き締め効果をキープしやすくなります。
3) 施術時の快適さと、アフターの過ごしやすさへの配慮
LDMのやさしい微振動ケアで肌がほぐれ、施術前のこわばりや張り感が和らぎやすいため、続くHIFUをより快適に受けていただけます。
また、肌の巡りや保水が整っていると術後の赤み・むくみが出にくい/引きやすいため、当日から化粧ができるのもメリットです。
5.施術の流れと推奨ペース
施術の流れ
1カウンセリング・診察
お悩み(たるみ・にきび・セルライト など)とスケジュールを確認し、出力や当て方を決めます。
※通院時は日焼け止めのみの軽いメイクで、ファンデーションは控えていただくようお願いします。
2LDM(水滴リフティング(他院では水玉リフティング))
肌のうるおい・ツヤ・鎮静を高めます。体感はやさしく、寝てしまう方もいるほどです。
3HIFU(ハイフ)
フェイスラインや頬など、引き上げたい部位を中心に照射します。部分的にチクチクする場合があります。
4仕上げと保湿
クールダウンと保湿ケアを行い、紫外線ケアのご説明。当日からメイクOKです。
推奨頻度
2週間おき×4回(約2か月)集中ケア
その後はお肌の状態にもよりますが、数か月から1年以上の持続を期待できます。
短期間に集中して施術を行うことで、コラーゲンの増加や肌の回復力が定着しやすくなり、より長期間安定した肌状態を維持できるのが特徴です。
6.ティファクリニック横浜院のメニューと料金
当院では、LDMとHIFUを組み合わせたコースをご用意しています。
メニュー | 内容 | 料金(税込) |
【お試し】最先端水滴リフティング(LDM系)+HIFU | HIFU 1000 shot | ¥9,800 |
最先端水滴リフティング(LDM系)+HIFU〈初回限定〉 | HIFU 3000 shot | ¥14,800 |
最先端水滴リフティング(LDM系)+HIFU〈通常価格〉 | HIFU 5000 shot | ¥24,800 |
【下半身痩身コース】最先端水滴リフティング(LDM系) | LDM系60分 | ¥14,800 |
※キャンペーン割引やLINE登録特典あり。詳しくは公式サイトをご覧ください。
7.まとめとご予約方法
- LDM 持続時間は複数回の施術では長く安定した状態を期待できる
- 2週に1回の施術を4回で効果長持ち
- たるみ、毛穴、むくみ、ニキビ、セルライトに幅広く効果
- 痛み・ダウンタイムほぼなし
ご予約は24時間LINE公式アカウントより お待ちしております
※「水玉リフティング」は商標登録のため、当院では「水滴リフティング」という名称を使用しています。
※“LDM”はLocal Dynamic Micro-massage技術を指す一般的略称であり、Wellcomet社の登録商標『LDM水玉リフティング®』とは異なります。
LDMについては「Local Dynamic Micro-massage(LDM)方式の超音波美容機器 以下、当サイトでは「LDM」といいます」