ハイフの間隔はどう決める?2週間×4回から始める施術頻度
監修
元東京医科大学助教授 医師 鈴木和信
この記事でわかること
「次はいつ受ければ良い?」「2回目は早いほうが効く?」—そんな“間隔の迷い”を、現実に続けやすいリズムで一本化。短期集中でテンポよく積み上げる施術から、その後のメンテの伸ばし方、さらに料金と予約の流れまで、読み切れば行動に移せる形でまとめました。
1|ハイフとはどういう施術か
ハイフは、肌の内側だけに熱を点で集めて届ける施術です。表面に傷を作らず、内側の“土台”にスイッチを入れるので、当日のすっきり感と数週間かけて上がるハリの両方が狙えます。安全の基本はシンプルで、ジェルを塗る・肌に密着・同じ場所に止めないこと、そして同じ部位は「7日後以降」にすること。施術後7日間は、サウナや強いこすり洗いなどの刺激を控えると、赤みの長引きを防げます。
当院の機器はBright Sonoです。痛みを抑えた仕様で、顔〜首まで対応。なお、深さの切り替え方式や対応できる範囲は機種によって異なります。ここでの説明は当院のBright Sonoの運用を前提としており、すべてのハイフに共通するわけではありません。また、目そのもの・上まぶた直上や、首の正面(のど仏周辺=甲状腺)は照射しないのが原則です。

2|ハイフはどれくらいおきに受ければよいか
結論
はじめの2か月はテンポ重視。2週間ごとに積み上げると、毎回の変化が重なっていき、効果の“上乗せ”と持ちの向上がねらえます。安全条件として同じ部位は「7日後以降」を守り、肌の状態が不安定な週はLDMだけに切り替えるのが現実的です。
集中期の後は“間隔を広げて維持”が基本。しっかり集中施術した後は3〜6ヶ月おきをベースに、部分の軽い調整なら2〜3ヶ月おきも選択肢に。初期に密度を上げておくほど、その後の持ちが良くなり、メンテ間隔を取りやすくなります。
Q. 「ハイフは何ヶ月おきに受ければいいですか?」
最初の2か月は2週間ごと×4回の“短期集中”で土台を作ります。この期間に間隔を詰めて回数を重ねるほど、毎回の変化が上乗せされ、1回あたりの手応えと“持ち(持続)”が伸びやすくなります。 集中期の後は、3〜6ヶ月の範囲でメンテナンスへ。大きな予定の2〜4週間前に“軽い整え”を入れると計画が立てやすいです。各回はLDM→HIFUの順で、肌が乾いている週はLDMのみに切り替えてOK。同一部位は7日後以降/施術後7日は強い刺激を控えるという安全目安もあわせて守りましょう。
Q. 「医療ハイフは何ヶ月に一回?」
当院の機器 Bright Sono はダウンタイムが短く、同一部位を「7日後以降」とする基準のもと週1ペースにも対応できます。ただし、当院の基本は「2週間おき×4回(約2か月)の集中ケア」をオススメしています。2週間ピッチで重ねるほど変化の立ち上がりが早くなり、その後の“持ち(持続)”も伸びやすいためです。集中ケア後は3〜6ヶ月おきに維持し、大きな予定の2〜4週間前に軽い整えを1回加えるのが目安。各回はLDM→HIFUの順で行い、施術後7日は強い刺激を控える—このルールを守れば、短い間隔でも無理なく続けられます。
“自分の合図”で決めるコツ
- 横顔の影(あご下〜フェイスライン)が濃くなってきた
- 口角わきのメイクのヨレが増えた
- マスクやハイネックの跡が残りやすい
こうした“日常のサイン”が出始めたら、LDMで整えつつ、3〜6ヶ月でハイフを計画しましょう。
部位別の注意(間隔にも関係)
- 首:正面(甲状腺)を避ける。側面〜フェイスライン寄りをやさしく。乾燥が強い日はLDM→(様子を見て)ハイフの順で。
- 目まわり:眼球・上まぶた直上はNG。浅い層を安全域で“やりすぎない”のがコツ。7日ルールは特に厳守。

3|ハイフを2回目に受ける間隔は?
目安は「前回から約2週間後」です。理由はシンプルで、ハイフの変化は当日〜数日の軽い引き締まりに続いて、2〜4週間でハリが育つという時間差で現れます。2週間後はちょうど“育ち始め”を受け取れる時期。ここにLDMを先行させてから必要に応じて軽い調整を加えると、効果が階段状に上がっていきます。
よく「初回から数ヶ月は空けるもの」と思われがちですが、当院では最初の2か月を短い間隔で繰り返すことを重視します。短期集中で“上乗せ”を作ることで、その後の1回あたりの効きの良さと持ちが伸び、メンテナンスの間隔を長めに取りやすくなるからです。1週間以内の上書きは回復が足りず赤み・ムラの原因になるため避け、同一部位は7日後以降を厳守。LDMを先行させることで、水分バランスと巡りを整えてからハイフで受け取る—この運用が結果的に最短ルートになります。
4|LDMと併用する理由と“集中ケア”のすすめ
LDMはやさしい超音波で、めぐりとうるおいを整える“下準備”。老廃物が多いほど超音波の通り道はにごりやすいため、先にLDM→本番でハイフの順にすると、熱が均一に届きやすく仕上がりが安定します。赤みが出やすいタイプや乾燥しやすい季節でも、LDMで当日のうるおいと落ち着きを整え、ハイフで引き締まりを定着させます。結果が切れ目なく続きます。
最終的なオススメ頻度 2週間おき×4回(約2か月)集中ケア
特に初期段階でしっかりと刺激を与えることで、肌の土台が整い、その後のメンテナンス施術の効果も高まりやすくなります。

5|料金と予約方法
予約方法
- 公式LINEで承ります。空き枠の確認もLINEでスムーズです。
6|まとめ
- 2回目は約2週間後。 このテンポで4回(約2か月)積み上げると、毎回の変化が上乗せされ、その後の持ちが大きく伸びます。安全条件は同一部位7日後以降/術後7日は強い刺激を控える。
- 集中ケア後は維持へ。 状態に合わせて3〜6ヶ月おきのメンテへ移行。
- LDM先行が鍵。 毎回LDM→HIFUの順にすると、熱の入り方が均一になりやすく、赤みの長引きやムラを抑えて快適に続けられます。
ご予約は公式LINEから。
※体調・既往歴・妊娠/授乳・ペースメーカー・金属類・治療中の病変などは必ず事前にご申告ください。傷・感染・腫瘍のある部位、目・上まぶた直上/甲状腺(首の正面)は対象外です。
※“LDM”はLocal Dynamic Micro-massage技術を指す一般的略称であり、Wellcomet社の登録商標『LDM水玉リフティング®』とは異なります。
LDMについては「Local Dynamic Micro-massage(LDM)方式の超音波美容機器 以下、当サイトでは「LDM」といいます」