スキンバイブ・ボライトとは?肌育注射・導入との違いと選び方を解説【横浜】
スキンバイブ・ボライトとは?
肌育注射・導入との違いと
選び方
「スキンバイブ」「ボライト」の名称の関係、国内承認の内容、研究データと副作用を整理し、他の肌育治療との違いを解説します。
こんなお悩み・疑問はありませんか?
- スキンバイブとボライトは同じもの?
- 国内で承認されている製剤なの?
- 他の肌育注射(ジュベルック・ピンクグローなど)と何が違う?
- ダウンタイムや副作用は?
この記事ではまず名称と承認内容を整理し、研究データ・副作用、他の肌育治療との違いを解説します。
当院(美容皮膚科ティファクリニック 横浜院)ではスキンバイブ(ボライト)の取り扱いはありません。肌育のご相談では、ピンクグローの手打ち注入やプラズマ肌育など、当院の施術を含めてご案内します。
※各施術は作用や対象、リスクが異なり、同等の結果を保証するものではありません。肌状態や既往歴を踏まえ、診察のうえ適した方法をご相談ください。詳しくは当院のメニュー・料金表をご覧ください。
1. スキンバイブ(ボライト)とは?仕組み・特徴
スキンバイブ(SKINVIVE)とボライト(VOLITE)は、米アラガン・エステティックス社(アッヴィグループ)のヒアルロン酸製剤で、ジュビダームシリーズの一つです。米国では「SKINVIVE by JUVÉDERM」、欧州などでは「JUVÉDERM VOLITE」の名称で展開されています。
日本では「ジュビダームビスタ ボライトXC」として承認を受けており、医療機関によっては「スキンバイブ by ジュビダームビスタ」と表記されています(成分は同じと説明されています)。しわを持ち上げる一般的なヒアルロン酸フィラーと異なり、皮膚内に微量ずつ注入して肌の保水性・なめらかさなど「肌質」の改善を目的とする点が特徴です。
スキンバイブ(ボライト)の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製造販売 | アラガン・エステティックス(アッヴィ) |
| 国内での名称 | ジュビダームビスタ ボライトXC(承認番号 30200BZX00389000) |
| 成分 | 架橋ヒアルロン酸ナトリウム 12mg/mL、リドカイン塩酸塩 0.3wt%(局所麻酔成分) |
| 国内の使用目的 | 顔面及び頸部の小じわ等の表面のへこみ修正と、皮膚状態(保水性、弾力性等)の改善(眼瞼・口唇・隆鼻は対象外) |
| 国内承認 | 承認済み(2020年12月承認、2022年1月発売) |
| 米国FDA | 2023年5月承認(21歳以上の頬の肌のなめらかさの改善) |
| 当院での取り扱い | なし |
仕組み(作用機序)
ボライトは、架橋ヒアルロン酸を皮膚の浅い層(真皮内)に、ごく少量ずつ多数の点で注入します。ヒアルロン酸は水分を保持する性質があり、皮膚内の保水性を高めることで、肌のなめらかさ・ハリ感の改善を目指します。
一般的なフィラーよりもヒアルロン酸濃度が低く、やわらかいゲルで、皮膚に広がりやすい設計とされています。局所麻酔成分(リドカイン)が配合されています。
国内承認の肌質改善用HA
肌質改善を使用目的として国内で承認を受けたヒアルロン酸製剤です。
微量を多点で注入
1か所あたり0.01〜0.05mL程度を細かく注入します(米国添付文書)。
麻酔成分を配合
リドカインを含み、注入時の痛みの軽減を目指します。
ボリュームを出す製剤ではない
しわやくぼみを持ち上げる目的のフィラーとは用途が異なります。
国内承認状況について
スキンバイブ(ジュビダームビスタ ボライトXC)は、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づき国内で承認を受けた医療機器です(承認番号 30200BZX00389000)。
国内の使用目的は「顔面及び頸部の小じわ等の表面のへこみ修正と、皮膚状態(保水性、弾力性等)の改善」で、眼瞼(まぶた)・口唇・隆鼻は対象外とされています。承認された使用目的・用法の範囲外での使用については、医療機関で説明を受けてください。
2. スキンバイブ(ボライト)が向いている人・悩みの例
ボライトは、肌の乾燥感・ハリ不足・小じわなど「肌質」のお悩みで検討されることがある製剤です。
肌の乾燥・ハリ不足
保湿しても乾燥感が続く、肌のハリが気になる方。
頬のなめらかさ
頬の肌のキメ・なめらかさを整えたい方。
首の小じわ
首の横じわ・小じわが気になる方。
承認製剤を選びたい方
国内承認を受けた製剤で肌育を検討したい方。
慎重に検討したい方
- 深いしわ・くぼみ・ボリューム不足を改善したい方(別のフィラーが検討されます)
- まぶた・唇の肌質改善を目的とする方(承認の対象外)
- 注入による膨らみ・内出血が許容しにくい予定のある方
4. スキンバイブ(ボライト)の作用機序と研究知見
ボライト(VYC-12L/VYC-12)を対象とした臨床研究のうち、無作為化比較試験と前向き研究を紹介します。
主要な結果
1か月時点で頬のなめらかさ(ACSS)が改善した人の割合は57.9%(対照群4.5%、p<0.001)。小じわ(AFLS)は58.3%(対照群5.4%)。6か月時点のACSS改善率は55.6%。治療関連の有害事象は2〜3%程度で、重篤なものはなかったと報告されています。
研究の限界・資金等:男性やスキンタイプV〜VIの参加者が少ない研究です。メーカーが資金提供し、メーカー社員が著者に含まれます。
主要な結果
肌のざらつき(ASRS)の改善率は1か月後96.2%、4か月後76.3%、6か月後34.9%。皮膚の水分量は9か月後まで有意に改善したと報告されています。治療関連の有害事象は15.3%で、重篤なものはありませんでした。
研究の限界・資金等:対照群のない研究です。メーカーが資金提供しています。
本情報は学術的情報の提供を目的としており、美容皮膚科ティファクリニック 横浜院での個々の施術結果を保証するものではありません。効果・効能には個人差があります。
改善の割合は時間とともに低下しており、効果の持続には個人差があります。
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肌育・注入治療の選び方をご相談ください
お肌のお悩みは皮膚科医カウンセリング、施術メニュー・料金のご相談は看護師カウンセリングで承ります。
5. スキンバイブ(ボライト)と他施術との違い・比較表
肌育に用いられる代表的な方法と、スキンバイブ(ボライト)の違いを整理しました。
| 項目 | スキンバイブ(ボライト) | 一般的なHAフィラー | ポリヌクレオチド系製剤 | エレクトロポレーション |
|---|---|---|---|---|
| 主な目的 | 肌質(保水性・なめらかさ) | しわ・くぼみ・輪郭形成 | 肌質・ハリ | 美容成分の導入 |
| 注入する層 | 真皮内(浅い層) | 真皮深層〜皮下・骨膜上 | 真皮内 | 注入しない |
| 国内承認 | 承認あり | 承認製剤あり(製剤による) | 多くは未承認 | 機器により異なる |
| ダウンタイム目安 | 点状の膨らみ数日〜1週間 | 腫れ・内出血数日〜 | 膨らみ・内出血数日 | ほぼなし |
| 当院での提供 | なし | あり(ニューラミス) | なし | あり |
※比較は一般的な特徴であり、優劣を示すものではありません。
専門的な補足:選ぶ前に知っておきたい視点
名称の整理
スキンバイブ(米国)とボライト(欧州など)は同系統の製剤で、日本ではジュビダームビスタ ボライトXCとして承認されています。
「承認」の範囲を確認
国内承認の使用目的は顔面・頸部の肌質改善で、まぶた・唇・鼻は対象外です。
持続期間の考え方
研究では改善率が時間とともに低下しており、効果の維持には一定間隔での再施術が想定されています。
比較・検討に役立つ記事
6. 期待できる変化(個人差あり)
ボライトで目指すのは、肌のうるおい感・なめらかさ・小じわの目立ちにくさなど「肌質」の変化です。研究では注入1か月後から改善が報告されていますが、変化の程度や持続には個人差があります。
- 肌のなめらかさ・キメの改善を目指す
- 肌の保水性(うるおい感)へのアプローチ
- 小じわの目立ちにくさを目指す
※効果・変化の感じ方には個人差があります。すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。
7. スキンバイブ(ボライト)の対象部位
国内承認の使用目的は顔面及び頸部です(眼瞼・口唇・隆鼻は対象外)。
頬
肌のなめらかさ・小じわ。
額・こめかみ
肌質改善(医師の判断による)。
首
首の小じわ・肌質。
口周り(口唇を除く)
小じわ(医師の判断による)。
8. リスク・副作用・施術不適応
施術中の感覚
- 注入時にチクチクとした痛みを感じます。製剤に麻酔成分(リドカイン)が含まれ、麻酔クリームを併用することもありますが、感じ方には個人差があります。
起こりうる一時的な副作用
- 赤み(米国の試験で約7割に報告)
- 点状の膨らみ・しこり感(多くは1週間程度で軽快)
- 腫れ・むくみ
- 内出血
- 押したときの痛み・かゆみ
まれに起こるリスク
- 長く続くしこり(米国の試験で数例、12〜15か月持続)
- 感染
- アレルギー反応
- 血管内への誤注入による皮膚壊死・視力障害・脳梗塞(極めてまれ)
施術を受けられない・慎重な判断が必要な方
- 重度のアレルギー・アナフィラキシーの既往がある方
- グラム陽性菌由来タンパク質にアレルギーのある方
- リドカインなどアミド型局所麻酔薬にアレルギーのある方
- 施術部位に炎症・感染・皮膚疾患がある方
- 妊娠中・授乳中の方(安全性が確立していません)
- 血液凝固異常がある方・抗凝固薬を内服中の方
- 自己免疫疾患のある方・ケロイド体質の方(医師が判断)
- 直近にレーザー・ピーリングなど他の施術を受けた方
- まぶた・唇・鼻への注入を希望する方(承認の対象外)
国内承認状況・入手経路について
国内承認状況について
スキンバイブ(ジュビダームビスタ ボライトXC)は、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づき国内で承認を受けた医療機器です(承認番号 30200BZX00389000)。
国内の使用目的は「顔面及び頸部の小じわ等の表面のへこみ修正と、皮膚状態(保水性、弾力性等)の改善」で、眼瞼(まぶた)・口唇・隆鼻は対象外とされています。承認された使用目的・用法の範囲外での使用については、医療機関で説明を受けてください。
インフォームドコンセントについて
美容医療は、施術の目的・期待できる範囲・リスク・費用・他の選択肢について十分な説明を受け、納得したうえで受けることが大切です。疑問点は施術前に必ず担当医・看護師へご確認ください。注入治療は血管内への誤注入などまれに重篤な合併症が報告されています。対応方法を含めて施術前に説明を受けましょう。
9. 施術頻度・通い方の目安
米国の添付文書では、必要に応じて約1か月後に追加注入、その後は約6か月ごとの再施術が目安とされています。実際の間隔は肌状態により医師が判断します。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 施術回数 | 1回から(必要に応じて約1か月後に追加) |
| 再施術 | 約6か月ごと(研究・添付文書より) |
| メイク | 医療機関の指示に従う(翌日以降が多い) |
※効果・変化の感じ方には個人差があります。すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。
10. 美容皮膚科ティファクリニック 横浜院で相談するメリット
当院ではスキンバイブ(ボライト)の取り扱いはありませんが、肌育のお悩みに対して、製剤と方法の両面から選択肢をご案内します。
皮膚科医による診察
お肌のお悩みは、医師が肌状態を診察し、治療の必要性や優先順位を一緒に整理します。
看護師による丁寧なカウンセリング
施術メニュー・料金・通い方などの美容のご相談は、美容看護師がわかりやすくご案内します。
ピンクグローの医師手打ち
医師が肌状態に合わせてピンクグローを注入する施術をご提供しています。
針を使わない肌育
プラズマ肌育やエレクトロポレーションなど、針を使わない方法もご用意しています。
肌育・注入治療の選び方をご相談ください
お肌のお悩みは皮膚科医カウンセリング、施術メニュー・料金のご相談は看護師カウンセリングで承ります。
11. アクセス・クリニック情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クリニック名 | 美容皮膚科ティファクリニック 横浜院 |
| 住所 | 〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目1−8 エキニア横浜 7F 705-2 |
| アクセス | 横浜駅から徒歩圏内 |
| 電話 | 045-509-1932 |
| 診療日 | 月・水・金・土・日 |
| 診療時間 | 10:00〜19:00(最終受付18:30) |
| 公式サイト | https://yokohama.tifaclinic.jp/ |
12. カウンセリング・診察体制
美容看護師によるカウンセリング、および医師による丁寧な診察を行います。ご相談内容によって、次の2つの窓口に振り分けています。
皮膚科医カウンセリング
肌トラブル・皮膚疾患が気になる方、治療が必要な状態か医師に判断してほしい方向け。乾燥・肌荒れの原因や、注入治療が適しているかを医師が判断します(注入系のご相談方法はご予約時にご確認ください)。
料金:カウンセリングのみ 3,000円(税込)/同日に施術・処方があった場合は無料
看護師カウンセリング
施術メニュー・料金・通い方など、美容目的のご相談向け。肌育メニューの違いや料金、通い方をご案内します。
料金:無料
※皮膚科医カウンセリングの料金は、フィラー・注入系のご相談を除きます。注入治療のご相談方法はご予約時にご確認ください。※料金は変更になる場合があります。最新情報はご来院時にご確認ください。
13. 料金・予約の流れ
当院ではスキンバイブ(ボライト)の取り扱いはありません。肌育・肌質改善で当院が提供している主な施術の料金は次のとおりです。
※表示料金はすべて税込です。※料金は変更になる場合があります。最新情報はご来院時にご確認ください。
予約から施術までの流れ
- LINE・Web・お電話でご予約
- 問診票のご記入
- 看護師カウンセリング(美容のご相談)または皮膚科医カウンセリング(お肌のお悩み)
- 医師による診察・施術内容の決定(リスク・費用のご説明)
- 施術・アフターケアのご案内
料金・クリニック情報(公式ページ)
14. よくある質問(Q&A)
Q. スキンバイブとボライトは同じものですか?
A. 米国のSKINVIVEと欧州などのVOLITEは同系統のヒアルロン酸製剤で、日本ではジュビダームビスタ ボライトXCとして承認されています。
Q. 国内で承認されていますか?
A. はい。ジュビダームビスタ ボライトXCは国内で承認を受けた医療機器です(承認番号 30200BZX00389000)。
Q. 一般的なヒアルロン酸注射とどう違いますか?
A. 一般的なフィラーはしわ・くぼみを持ち上げる目的で用いられますが、ボライトは浅い層に微量ずつ注入して肌質の改善を目的とする点が異なります。
Q. 効果はどのくらい続きますか?
A. 研究では6か月時点でも改善が報告されていますが、改善の割合は時間とともに低下しています。持続には個人差があります。
Q. ダウンタイムはありますか?
A. 点状の膨らみ・赤み・内出血などが数日〜1週間程度みられることがあります。
Q. 唇やまぶたにも使えますか?
A. 国内承認の使用目的では、眼瞼・口唇・隆鼻は対象外とされています。
Q. ティファクリニック横浜院でスキンバイブは受けられますか?
A. 当院ではスキンバイブ(ボライト)の取り扱いはありません。肌育のご相談には、ピンクグローの手打ち注入やプラズマ肌育などをご案内しています。
Q. 他の肌育注射とどう選べばよいですか?
A. 肌の悩み(乾燥・ハリ・毛穴・ニキビ跡など)や、ダウンタイム・承認状況への考え方によって選び方が変わります。医師にご相談ください。
Q. 痛みはありますか?
A. 注入時にチクチクとした痛みがあります。製剤に麻酔成分が含まれますが、感じ方には個人差があります。
Q. カウンセリングは無料ですか?
A. 美容のご相談(看護師カウンセリング)は無料です。皮膚科医カウンセリング(カウンセリングのみ3,000円、同日に施術・処方があった場合は無料)はフィラー・注入系のご相談を除きます。
Q. 重い副作用はありますか?
A. 極めてまれですが、血管内への誤注入による皮膚壊死・視力障害などが報告されています。施術を受ける医療機関で対応方法も確認しましょう。
肌育・注入治療の選び方をご相談ください
お肌のお悩みは皮膚科医カウンセリング、施術メニュー・料金のご相談は看護師カウンセリングで承ります。
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15. まとめ
スキンバイブ(ボライト)は、アラガン社のヒアルロン酸製剤で、日本ではジュビダームビスタ ボライトXCとして肌質改善を使用目的に承認されています。無作為化比較試験で肌のなめらかさの改善が報告されている一方、膨らみ・赤みなどの副作用や、まれな血管合併症のリスクもあります。
肌育には多くの選択肢があります。目的・ダウンタイム・承認状況をふまえて、医師と相談しながら選びましょう。
- スキンバイブ=ボライト(国内名:ジュビダームビスタ ボライトXC)
- 肌質改善を目的に国内承認された架橋ヒアルロン酸製剤
- 当院では取り扱いなし
- 膨らみ・赤みのほか、まれに血管合併症のリスク
※効果・変化の感じ方には個人差があります。すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。
医療情報について
※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としています。効果・リスクには個人差があります。症状や治療法については医師にご相談ください。
本記事は美容皮膚科ティファクリニック 横浜院が医療情報の提供を目的として作成したものです。施術の適応・リスクについては医師の診察にてご確認ください。
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